アイルランドは言わずと知れた紅茶の国。
統計によると、
イギリス人の年間の紅茶消費量が一人当たり1300杯なのに対して、アイルランド人は1500杯。イギリス人よりもたくさん紅茶を飲む国民だそうです。
アイルランドの紅茶ブランドは3つありますが、私も含めて多くの人が愛飲している紅茶がこちら、
バリーズ・ティー(Barry's Tea)。
バリーズは1901年創業の、アイルランド南部のコークの会社。
写真の
ゴールド(赤い箱)、グリーン(緑の箱)に加えて、茶色の箱のクラッシクの3種類のブレンドがありますが、味の違いをあまり感じない私は、いつも一番安いグリーンを買っています。(80ティーバック入りで2.50ユーロくらい)
人によっては、赤がいちばんおいしい(緑よりちょっと高め)と言う人もいるので、そうなのでしょう。
アイルランドの紅茶はとっても濃いのですが、渋みはありません。アイリッシュは砂糖とミルクを入れて、マグカップでがぶがぶ飲みます。最近はコーヒー党の人も多くなってきましたが、やっぱりティーでなきゃ、という人たちも多いのです。
ティーバッグは、飲む前に取り出す人と、入れたまま飲みたい人がいて、街中でティーのお持ち帰りをする時などは、どちらにするか聞かれることもあります。
私が気に入っている
バリーズのちょっとおいしい飲み方は、アールグレイとのミックス!
それぞれのティーバックを1つずつティーポットに入れると(ティーバックをちょきんと切って、リーフで入れるとよりおいしい!)、さらにコクが増してとってもおいしくなります。
ウェストコークの友人宅で入れていただいた紅茶があまりにおいしかったので、聞いてみたところ、こうしているとのことでした。
ちなみに、アールグレイの由来ご存知ですか?
イギリス人のアールグレイさんがインド総督として赴任中に発見、持ち帰ったのでその名で呼ばれているのですが、この人物は、
のちにアイルランド総督も務めています。ダブリン城を見学すると、彼の肖像がが飾ってありま~す。
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