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アラン諸島の真ん中の島・イニシュマンへ

少し前のことですが…かねてから訪ねてみたいと思っていた、アラン諸島の真ん中の島・イニシュマン(Inis Mean, Aran Islands, Co. Galway)へ行くチャンスがありました。
3つの島のうち、本土からいちばんアクセスしにくいイニシュマン。他の2島に比べ観光化の波も届きにくく、アラン諸島らしい景観や生活スタイルをより長く維持してきたのがこの島なのです。

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イニシュモア(Inis Mor, Aran Islands)と同じようにどこもかしこも石垣だらけ

イニシュモア島滞在中にほんの数時間訪ねただけでしたので、あまりじっくりと見て歩くことは出来なかったのですが、島のどこからも海がすぐそこ、イニシュモア以上に小さなこの島にいると、海や風と本当に一体になっていくような不思議な気持ちがわいてきました。

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ランチを食べたB&B。食事をする場所もほとんどなく、島民にも観光客にもほとんど会わない…(島の人口は200人位)。B&Bでくつろぐこの老夫婦が、この日出会った唯一の観光客でした!

ひっそりとした村を歩き、教会へ行ってみました。

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聖メアリー教会(The Church of Mary Immaculate、1939年建立)。窓枠のブルーが空の色とよく似合ってきれい

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祭壇のステンドグラスはダブリン生まれの世界的に有名なステンドグラス作家ハリー・クラーク(Harry Clarke)の工房にて製作されたもの

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教会の外にあった天使の絵がかわいい石碑。アイルランド語で「leanai」は「子供たち」の意。あとはなんと書いているのかわかりませんでした

イニシュマンといえば、ジョン・ミリントン・シング(John Millington Synge, 1871-1909)ゆかりの地。
1898年より5年間にわたり、夏の数ヶ月をアラン諸島で過ごしたシング。島の人々と暮らし、アイルランド語を習得し、島に伝わる昔話や民話を収集し、その体験がのちに紀行文『アラン島』('The Aran Islands')となったのでした。

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ここがシングが暮らしたイニシュマンのコテージ。シングののちの代表作の数々は、ここで過ごした時代にインスピレーションを得たと言われています。現在はシング博物館

イニシュマンには「シングの腰掛け(Synge's Chair)」というシングのお気に入りの場所だった岩場もあるのですが、この日はそこまでは行く時間がなく残念。
次回はぜひ、ゆっくりとこの島で1日過ごしてみたいものです。

この日イニシュマンを訪れた目的は、島にあるセーター工場&ショップの取材。
その様子は後日、アップいたしますね。

※イニシュマンでは昨年秋に船着場が整備され、大きなフェリーが安全に発着できるようになりました。私たちはイニシュモアよりDoolinベースのフェリーでイニシュマンへ渡りましたが、本土ロッサービールからも通年フェリーが出ています。(Aran Islands Ferry

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コメント

K(石の上にも3X年)

懐かしい・・・
イニシュマン懐かしいです!
留学に行き詰まってた頃のある週末に行って、嵐で帰れなくなって学校休んだのもいい思い出です。
そう言えば嵐が来る前、夕暮れ時の岩だらけの海岸が天国みたいに奇麗でした。「シングの椅子」もあの辺だったのかな?

naokoguide

Re: 懐かしい・・・
Kさん、こんにちは!
嵐になって帰れなくなったとは、今になってみると、本当にいい思い出ですね…!
次回は私もぜひ、一泊してみたいと思っています。

YUKIKO

私も行きました。
見どころも少なく、あまりお勧めされなかったけど、セーター工場(見学はできなかったけど)、ショップに行きたくて。ほとんど観光客いませんでした。あいにくの雨でしたが、こじんまりしていて、素朴な感じで、よかったです。ゲール語であいさつされて、うれしかったことを覚えています。

naokoguide

YUKIKO
へぇ~嬉しいですね、ゲール語で話しかけられるなんて!
セーター工場のオーナーの息子さんが、グルメ・レストラン&ホテルをやっています。
残念ながらそこへ行く時間はなかったのですが、とってもおしゃれでエクスクルーシヴな宿みたい。
次回はぜひ…と思っています。
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naokoguide

アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。

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