
大洪水の中を、えいやっ~と気合で走り抜けるお客様!
明け方から激しい雨が降り続き、嵐のような悪天候の中、イニシュモア島(Inismor, Aran Islands, Co. Galway)へ到着。
この天候では今日はドゥーン・エンガス(Dún Aonghasa)へ登るのはムリかも…と心配していたのですが、まるで私たちが登り口へ着くのに合わせたかのようにぴたりと雨がやんでくれて、お客様は大喜び。
…が、登る道中、ところどころ大洪水!
イニシュモア島を含むアラン諸島は石灰岩の岩の島。石灰岩はある程度までは水分を吸収する性質を持つのですが、そのキャパシティーを越えると水の行き場がなくなり、一時的な池が出来てしまうのです。


どこもかしこも水だらけ…。石灰岩の土壌に一時的に出来るこういう池をターロック(Thurlough)と言います
野に咲く花々も、今日は「水中花」状態。こんなのは初めて見ました!

水は澄んでいて、とてもきれい
水の中をかきわけるようにして到着したドゥーン・エンガスは、今日も絶景でした。

岩が水にぬれていつもより黒ずんでいたため、迫力が増して見えました
空がどんどん明るくなっていく一方、崖の上から流れていく水がふもとにますますたまっていき、帰り道はもっと水だらけ。
ついに靴を脱いで、裸足で歩く人が登場。

いつもにも増してエキサイティングなイニシュモア島。
お客様も楽しんでくださったようです!
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