お仲間旅行のグループさんを、ウィックロウ(Co. Wicklow)へご案内しました。
昨夜からまるでヤリが降るかのような激しい雨に見舞われ、朝には小ぶりになったものの、このお天気で楽しんでいただけるかしら…と少々心配。

グレンダーロック(Glendalough, Co. Wicklow)では傘を差しながらのウォーキング
ところが…自然の中には、雨の日だからこその楽しめるものあるんですよね。
水の豊かなウィックロウには滝の名所が多く、こんな大雨のあとは滝見物に限る!

こちらはグレンダーロックにあるポウラネスの滝(Poulanass Waterfall)。先日、お天気のいい日に来たときはちょろちょろしか水がなかったですが、今日は遠くからもゴウゴウと濁音が聞こえるほど…
グレンダーロックを離れ、ウィックロウの景勝地・サリーギャップ(Sally Gap, Co. Wicklow)へ。
山の斜面は、どこもかしこも、晴れた日にはない滝だらけ。
そして、このエリアいちばんのグレンマクナスの滝(Glenmacnass Waterfall)の迫力たるや、見事なものでした!

横からの眺め。普段の何倍もの水量です

斜め上からの眺め。グレンダーロックのV字渓谷がよく見えます。岩にぶつかって渦を巻く水を眺めていると、吸い込まれてしまいそう…
度迫力の滝を眺めているうちに、次第に空も晴れ上がってきました。
谷間の荒野で小鹿に遭遇(お天気がいいと森に隠れてしまうのですが、うす曇りだったので出てきたのでしょう)しておおはしゃぎしたり、雨上がりの澄んだ空気を楽しんだり。
谷を下りる頃には、ウィックロウを代表する名山シュガーローフもきれいに顔を出してくれて良かった、良かった。

グレンクリー(Glencree)からエニスケリー(Enniskerry)へ下る道の途中にて
雨の日も、曇りの日も、アイルランドの自然の中には何かしら楽しめることがあるのでした!
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