
海に突き出した小さな半島、ライオンズ・ヘッド(Lions Head, Howth, Dublin 13)
先週末に引き続き、この週末もアイルランドは夏。
こんな日はやっぱり海で過ごすに限ります!
ホウス半島の崖の名所ライオンズ・ヘッド(Lions Head, Howth, Dublin 13)にて、楽しい夏の日の午後を過ごしました。
ライオンズ・ヘッドは、地元の人のみ知るホウスの隠れた名所。
ここへ下り立つにはスリル満点の崖下りが必須で、なんとロープを伝ってかなり急な斜面をずりずりと下りて行かねばなりません。
これがなかなか楽しくて、なんだか子供の頃に戻って冒険ごっこをしているかのような気分♪

ロープの強度を確かめながら、慎重に下りていきます

ベイリーズ灯台(Bailey's Lighthouse, Howth, Dublin13)を横目に眺めながら…
途中、アイルランド沿岸部ならではの南国の香りのする美しい花々が咲き乱れていました。
南アフリカ原産のプロテアの類でしょうか。


アイルランド全土の約半数に当たる、545種の野生植物が生息するホウス半島。この花、ホウスにあるとは聞いていましたが、野生のものをホウスで見たのは初めて
ついにヘッドの突端に到達。ここには、自然の岩で仕切られた隠れ処のような秘密の場所があります。
早速水着に着替え、岩のベッドで海を眺めながら日光浴!

岩陰から眺めるベイリーズ灯台

海の向こうに見えるのは、ウィックロウ(Co. Wicklow)の山並み。ジェットスキーヤーだけでなく、時おりアザラシも現れました

見ていたらスイマーの血が騒ぎ出し、海まで下りて行ったものの、水は冷たい!
ライオンズ・ヘッドは、天然のダイビング/ジャンピングの場所としても知られています。
10メートル程もあるでしょうか、天然のプラットフォームから、老いも若きも次々に飛び込んでいきます!

まるで飛ぶ鳥のごとく!タイタニックのようなポーズで飛び込む、勇敢なダイバー

ダブリンのシティーセンターから、度胸試しにやってきた男の子たち。彼らのガールフレンドと思われる女の子たちが、観客となっているのが可笑しかったです(笑)
この週末は今年いちばんの暑さで、場所によっては30度を超えた地域もあったとか。
じりじりと焼けるような日差しと、海からのさわやかな風のコンビネーションはアイルランドならでは。
こんなに美しい場所で、何もせずに海や山を眺めていられる幸せを噛みしめながら、「これぞ、ライフ(=人生)!」と心の底から充実感を味わったのでした。
※ライオンズ・ヘッドへの行き方は…
31または31bのダブリンバスにて、ホウス・サミット(終点)へ。
→ニュースエージェントを右に見て、Thormanby Roadを下ります。この辺りは著名人の住む豪邸街。
→Carrickbrack Roadに合流するちょっと手前の、左側の豪邸(おそらくここが、リバーダンスのプロデューサーであるMoya Dohertyの自宅)の脇を海の方へ。(草がボウボウのいらか道です)
→この小道を抜けると、ライオンズ・ヘッドへの下り口があります!
※ヘッドへ下りる崖はかなり急です。ロープの強度をよく確かめながら、慎重に下りてくださいね。
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コメント
YUKIKO
ホウスには行ったことがないので、次に行くときは(あるのかな?)、ぜひ行ってみたいです。
2009/06/05 URL 編集
naokoguide
機会があれば、ぜひまた来て下さいね!
2009/06/05 URL 編集