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ウィックロウでハイキング・デビュー!

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こんなに高いところからグレンダーロック(Glendalouch)を見晴らすのは初めて…!

山に詳しい友人が、ウィックロウ(Co. Wicklow)へハイキングに連れて行ってくれました。
こちらで言うハイキングとは、かなり本格的な「山歩き」のこと。
初めての本格的なハイクで最後まで歩きとおせるか心配でしたが、素晴らしい景色とお天気に励まされて、全長約16kmほどの道のりを思い切り楽しむことが出来ました!

今日のコースは、ウィックロウの数々のトレックを歩いてきた友人の一押しのコース。
グレンダーロックのアッパーレイク駐車場(Upper Lake Car Park)を出発、Poulanassの滝を経由して、ヒースやコケが生い茂る斜面をいきなりぐんぐんと登ります。

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苔むした切り株。道なき道を登ります!

急な登りを経て、本日最初の峰に登頂。

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Derrybawn山頂。447mです!

ここからはしばらく尾根伝いに歩き、この近辺ではいちばん高い峰・Mullacorを目指します。
Derrybawnへ登るときには少々曇っていた空も次第に晴れ上がり、まるで真夏のような空になってきました。

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まだまだ元気いっぱいに、調子よく歩いている頃。この後に思わぬアクシデントが…

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こんなに高いところにもヒツジちゃんが。くるりと振り返ってくれた子羊の愛らしいこと…!

この辺りから足元が徐々にぬかるんできたのですが、雨上がりなわけでは決してなく、アイルランド特有の泥炭地のせい。
ガイド試験のコースで習ったような典型的なフェン(Fen=沼地)が次々と現れ、これがのちには泥炭になるのね~と感激しながら歩いていたのも束の間、あっという間にぐぶぐぶと沈んでしまい、フェンの中にひざ上までつかってしまったのでした…!

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水面が一面コケ(スファグナン・モス)で覆われていたため、まさかそんなに深いとは思わず、足を踏み入れてしまった…

まるでマンガの一コマのような光景に、友人と2人で大笑い(笑)。
その昔は泥炭地で行方不明になる人が多かったと聞きますが、まさにこのことだったんですね。私も危うく、ボグ・ボディ(bog body=泥炭層の中で保存されて自然にミイラ化した人間の死体)になるところでした(笑)。
(ボグ・ボディを見たい方は、ダブリンのキルデア通りの国立博物館へどうぞ!)

本日の最高峰・Mullacor(665m)に登頂後、ランチ休憩をはさんでハイクの後半。山を下ります。
ひととき見えなくなっていたグレンダーロックの湖が、きれいに見えてきました。

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この辺りが絶景ポイント。グレンダーロックのラウンド・タワーと2つの湖が、1万年前に氷河によって形成されたV字渓谷の中にすっぽりはまって見えました!

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ところどころこんなボードウォークも通りますが、アイルランドでのハイクは道なき道を行くのが醍醐味。ヒースの中、コケの中、沼の中、岩の上…と、本当にいろいろな道を歩きました!これになれてしまうと、整備されたフットパスを歩くのはつまらなく感じてしまうかもしれませんね

どちらかというと登りの方が得意な私は、下りは足が踊るようできつかったけれど、景色は抜群。
氷河が削った地形を目で見て、足で歩き、大満足。

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ワイルドな景観の中をずんずん歩きます!

ついにアッパー・レイクが見えてきて、最後の数キロを湖沿いに歩きます。
途中、グレンダーロックの創始者である聖ケビンの洞窟を眺めながら、最後の力を降りしぼって駐車場へ。

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対岸の洞窟が、6世紀に聖ケビンが修行をした聖なる場所です

約5時間のハイクを楽しく無事に終え、駐車場にてソフトクリームで乾杯!

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ここのアイスクリームは特においしい!

こんなに気軽に、しかも安全に大自然を満喫することが出来、連れて来てくれた友人に心から感謝。
これまで何十回となく訪れてきたグレンダーロックですが、上から見下ろしたことで、また違った面白さを感じるようになりました。
今年はサーフィンに、ハイクに…とアクティブなことに次々と挑戦。よりいっそうアイルランドを満喫しています!

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コメント

これは結構なハイキングコースですね。
私はグレンダーロックの修道院跡に行くとき、レンタカーでキルケニーのほうから峠越えをしたのですが、予想以上に標高が高く、5月というのに峠であられが降ってきて驚きました。
来週、山形県にある十三峠という、峠が13か所連続する山を4日間かけて歩いてきます。140年前に、イザベラ・バードが通った峠で、いまから楽しみでしょうがありません。
ところで5月19日に東京でアイルランドから来たリアム・オ・メンリィのコンサートに行きましたが、スウェル・シーズンのマルケタが予告なしのゲストでステージに。さらに終わって外に出たら、ビルの柱にグレン・ハンサードがもたれかかっていて2度目のびっくり。
翌日、東京でスウェルのコンサートがあったためですが、まさか渋谷の裏通りでグレンに会えるとは思いもよりませんでした。「ダブリンの街角で」でなく、「渋谷の街角で」でしたね。

素敵な景色がいっぱいで、写真見てるだけで十分癒されちゃいました~(^v^)
どれもアイルランドらしい風景で空気もとってもおいしそうですね!
登山は苦手だけど、こういうハイキングなら景色を楽しみながら気分もリフレッシュできそうで、とっても興味があります☆
もちろん、最後のソフトクリーム込みで^^

シャーさんへ

自分でも完歩出来て、かなり感激しました。
帰りにそのままジムへ寄って、ジャグジーにゆっくりつかってきたのが良かったのか、翌日も筋肉痛なし!
イザベル・バードが通った道を行くのですね!うらやましいです。
どうぞ楽しんで来て下さいね。

「渋谷の街角で」のエピソード、すごいですね。
マルケタと一緒に、東京を満喫したことでしょう。(2人は今は恋人同士ではないみたいですけれど)

naominさんへ

前半はお弁当を楽しみに(もちろん、おにぎり!)、その後はこのソフトクリームをひたすら楽しみに歩きました!
この景色は本当に素晴らしく、歩いた甲斐がありましたよ~!

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Author:naokoguide
アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。

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