ヘンデルの『メサイア』初演の場所で、初演の日に行われる、“メサイア・オン・ザ・ストリート”を今年も聴きに行ってきました。

テンプル・バーのフィッシャンブル・ストリート(Fishamble St.)、ヘンデル・ホテル前にて。ダブリンと『メサイア』については
昨年のこの日のブログをご参照ください!
午後1時からの約1時間ほどの野外コンサート。お天気もなんとかもちこたえてくれ(コンサート終了後しばらくしてから雨が降り出しました…!)、天使の歌声のような軽やかな合唱を堪能。
目の前で歌われているのに、まるで空から聴こえてくるような気がして何度も上を仰ぎ見てしまったほど。

最後は恒例の「みんなでハレルヤ!」。「ハレルヤ」と歌うたびに手を挙げます!
今年2009年はヘンデル没後250周年となるわけですが、ヘンデルのダブリンでの『メサイア』初演が1742年4月13日、そして亡くなったのは1759年4月14日。明日2009年4月14日が、250回目の命日となります。
ヘンデルは「グッド・フライデー(聖金曜日)にあの世へ召されたい」と願っていたそうですが、亡くなった1759年4月14日は、グッド・フライデーに一日遅れの土曜日だったとか…。そんなエピソードも、合唱の合間に指揮者の方から紹介されました。

フィッシャンブル・ストリート(Fishamble St.)のヘンデル・ホテル入り口にある、『メサイア』初演の地を記念するプレート。音楽堂があったのは、この建物のお隣りだそう
今日から4月19日(日)まで、ヘンデル関連のさまざまなイベントが予定されていますので、ダブリンにご滞在の方はぜひご参加を。特に、ジニー・ジョンストン号(19世紀の移民船の復元船)での寸劇が面白そう。
※イベント詳細は
こちら
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