セント・パトリックス・デーの前日に、日本から素敵なプレゼントが届きました。
奇しくも緑・白・オレンジ(写真では見えにくいですが、背&裏表紙はオレンジ色)のアイルランドの国旗色で彩られたそのものは、ほんわか心温まるとっても素敵な絵本。

「
ふたりはともだち」(アーノルド・ローベル作・文化出版局) かえるくんと、がまがえるくんのお話です
お送りくださったのはアツミさんとおっしゃる岩手県の大学生のお嬢さん。かれこれ4年近く前、高校生のときに県の選抜グループのメンバーとしてアイルランド研修に来てくださり、その際に私がご案内させていただいたのでした。
あるときブログにコメントを下さり、大学で英語教育を学んでおられるとのこと。『ケルズの書』やケルト文化、イエーツなど、高校生のときに当地で私がご案内させていただいたであろう事が、現在の大学での勉強に繋がっておられるようでとても嬉しく思いました。
その後、
『ケルズの書』の日本語解説書のことを書いたブログにコメントを下さり、それがきっかけでその本をこちらからお送りしたところ、お礼にと上記の絵本をお送りくださったのでした。
子供の本は大好きですし、動物が主人公のお話も好き。どうして私の好みがわかったのかしら…?と思うくらい、思い切り私の好みの本。
私のニックネームがかえるに関係している、ということも考えて選んでくださったとお手紙に書かれていました。(ナタージャックはがまくんの方ですが)
ちょうどセント・パトリックス・デーに合わせて到着した「グリーン」、なんと粋なプレゼントでしょう。
アツミさんが参加された岩手県の「架け橋プログラム」は、その後なくなってしまい残念です。
数年間このプログラムのご案内役をさせていただき、毎年楽しみに岩手の若い皆さんをたくさんご案内させていただきました。
その後、大学生、社会人となって、アイルランドを再訪してくださった方も何人かおられ(
1年間語学留学されたFさん、
旅行にいらしたYKさん)、皆さんの人生にアイルランドでの体験が大きな足跡を残しているようで、嬉しい限りです。

アツミさんたち、2005年の「架け橋プログラム」の皆さんと撮影した、当時の記念写真。ちなみにこの時の皆さんが残していた記念品は、その後もスライゴのイエーツ記念館に飾られていました→
こちら
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コメント
atsu
本当に載せてくださったのですね。嬉しいです!
本がアイルランドカラーだったとは…気付きませんでした(笑)
タイミングも図ったわけではなかったのに!
やっぱり私もアイルランドの何かに引き寄せられているのでしょうか?!
2009/03/19 URL 編集
naokoguide
本当に、グッドタイミングでした。あらためて、どうもありがとうございました。
嬉しかったです。
2009/03/19 URL 編集
Uisce
2009/03/20 URL 編集
みゆき
いつも娘が音読しているのを聞いていたので、内容もよく覚えています。心温まるいいお話ですね♪
2009/03/21 URL 編集
naokoguide
私の時はまだ教科書教材ではなかったのか、今回初めて読みました。そう、かたつむりくん、いい味出してますよね~!
みゆきちゃんへ
「おてがみ」もいいけれど、その他のあんまりオチがないお話も結構いいです。お話のために作ってない感じが、とってもいいの。
2009/03/24 URL 編集