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アイルランドも経済危機

今日は一日、通訳の仕事。
ご案内したお客様は、今回の金融危機下で欧州各国がどのような状況にあるのかを視察にいらした調査員の方。中小企業連盟、商工会議所などへご案内し、質疑応答の通訳をさせていただきました。

こういった通訳の仕事は、一見、観光とは直接関係がないかのようですが、実はガイディングをする際の大切な情報源になっています。
今回の経済危機がアイルランドにどのような影響を及ぼしたのか、銀行が破綻するような自体になった原因は何なのか、企業は政府にどんなことを望んでいるのか…など、その道のプロの方から詳しいお話をうかがう貴重なチャンス。
昨今ニュースで取り沙汰されている話題を、さらに詳しく解説してもらったような気分で、通訳しながらも「なるほど」と膝を打つことばかりでした。

ミーティングが終わって外に出ると、国会議事堂の前で今日もプロテストが行われていました。
今日のミーティングでもさかんに話に出ていたことですが、アイルランド政府は今後4.5年間のうちに165億ユーロの政府予算の赤字を解消しなくてはならず、ところが一体どうやってそれを行うのか、政府の財政に関するポリシーが全く不透明・不確実(+大ざっぱ)なのです。今のところ発表されたのが、165億ユーロのうち14億ユーロを公務員の賃金カットなどで補う、ということのみ。
それを受けて、昨日は警察官のデモ行進、今日は低所得層の公務員のストライキ、あさってはダブリンバス(市バス)のストライキ…と、さまざまなプロテストが毎日のように起こっています。
このままだと国全体がどこへ行くのやら…。さらなる社会不安が広まる前に、ひとつの方向性の見えるような財政案が打ち出されることを願います。

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国会議事堂前でプラカードを持って集う人々

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naokoguide

アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。

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