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ダブリンのオバケ屋敷…?「ドラキュラ」館へ

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先日、以前から気になっていた「ブラムストーカー・ドラキュラ館(The Bram Stoker Doracula Experience)」なるアミューズメント施設へ初めて行ってみました。

『ドラキュラ(Doracula)』の作者ブラム・ストーカー(Bram Stoker, 1847-1912)は、ダブリン生まれ。
ダブリン・ノースサイドのフェアヴュー(Fairview)で生まれ、クロンターフ(Clontarf)で育ちました。
それにちなみ、彼の地元クロンターフにあるこのドラキュラ館ですが、バーやゲームセンターなどが付随する複合施設の中に作られています。

まるでオバケ屋敷に行くかのような気分でわくわくして入ってみると、薄暗い通路に、まずはストーカー本人に関する展示。
これがなかなか充実していて、幼少の頃は病弱であったこと、学校にあがる頃には健康を回復し、トリニティー・カレッジの学生だった頃はかなりのスポーツマンだったこと、オスカー・ワイルドの婚約者だった女性と結婚したこと、本職はヘンリー・アービングという俳優の秘書&劇場のマネージャーであったこと、アービングについて各地を旅行したが、『ドラキュラ』の舞台である東ヨーロッパには一度も行ったことがなかったこと…など、興味深いエピソードが数多く紹介されていました。

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ストーカー本人の顔写真。見る角度によって、彼の表情が変わる仕掛けになっています…!(これはコワイ顔)

この展示のあと、『ドラキュラ』のストーリーにちなむオバケ屋敷へと足を踏み入れることになるのですが、まずは、くるくる回る橋を通らなければなりません。
この橋、実際には全く回っていないのですが、周りの壁が回っているので、渡ると橋ごとくるくる回るように感じるのです。これがコワい上に、かなり気持ち悪い…。

その後のオバケ屋敷エリアは、「な~んだ、こんな子供だましのようなモノ…」なんて顔で歩いていると、突然壁からコワい顔が飛び出して来たりして、「ぎゃ~」と叫んだりするはめになります。

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このあたりはみな、ストーリーにちなんだもの。小説をちゃんと読んでいたら、もっと面白かったことでしょう

最後にはミニ・シアターがあり、映画『ドラキュラ』の製作秘話などが語られていました。
ホラー嫌いの私はこの手の映画を避けていましたが、こうなったら、ちょっと見てみたいかも…。

かれこれもう10数年前のことですが、添乗員時代にルーマニアのツアーをご案内した際、ドラキュラ城のモデルとされるトランシルヴァニア地方のブラン城へ行ったことがあります。
(実際には、ドラキュラのモデルとされるヴァラド3世はここには住んではいなかったようですが)

崖の上にそそり立つ古い城で、内部は博物館として一般公開されており、その一部がオバケ屋敷になっていました。
城の古めかしさや雰囲気も手伝ってか、そのコワさといったらダブリンのドラキュラ館の比ではなく…。ホンモノの人間が突然棺おけから飛び出して来たり、生首もどきのものが飛び出して来たり…ほとんど泣きそうになりながら、お客様と一緒に「ぎゃ~」とか「わ~」とか言って大騒ぎした覚えがあります。
その後ニュースで聞いたところによると、アメリカ人の女性観光客が、びっくりして心臓が止まってしまうということが起きたそうです。それ以来、そのオバケ屋敷は閉鎖したとか…。

ダブリンのドラキュラ館も、棺おけにホンモノの人間が横たわっていると聞いていたのですが(友人の息子さんがその仕事をやっていると言っていた…)、私たちが行った時には、誰もいませんでした。
もしそんな人がいて脅かされたら、私もかなり危なかったかもしれません…!

The Bram Stoker Doracula Experience
Bar Code, West Wood Club, Clontarf Rd, Dublin 3.
Tel: 01-805-7624
週末のみオープン(金16:00-22:00、土12:00-22:00、日12:00-22:00)
※Clontaft DART stationの隣り。スポーツジムのWestwood Clubの敷地に入り、建物の裏側へ。Bar Codeというバーの中を通り抜けて上階へ。ゲームコーナーの奥に入り口があります。入場料は大人7ユーロ(子供料金・学割あり)

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Author:naokoguide
アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。
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