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今年、頭の中を「グルグル」した2つの曲

TVで懐メロの歌番組を見ていたら、ああ、この曲がはやっていた時はこんなことしてたな~と、子供時代や学生時代の懐かしい記憶がよみがえってきました。(笑)
そのメロディーを聞くだけで、普段は全く忘れていたような当時のふとした瞬間の記憶、ささいな想いがわきあがってくるから不思議。流行歌っていいですねぇ。

では、私の2008年は一体どんな曲で振り返ることになるのかしら…と考えてみたところ、思いついたのが今年アイルランドで本当によく聞いた次の2曲。
まずは、今年前半よく耳にした、“The Galway Girl”。

galwaygirlshronshannon
The Galway Girl - the best of Sharon Shannon

日本ではこの秋公開でしたが、アイルランドではちょうど一年ほど前に公開された映画『P.S. I love you』の中で、ジェラルド・バトラーが歌って印象的だったこの曲。(ダブリンのWhelansで、ヒラリー・スワンク演じるHolyに向けて熱演するシーンなどなど)
アイルランドではブルマーズ(Bulmers)というサイダー(リンゴの発泡酒)のコマーシャル・ソングでもあり、今年の春頃、爆発的にヒットしていました。
その後発売されたシャロン・シャノン(Sharon Shannon)のベスト・アルバム(上の写真)のタイトルにもなり、オリジナルのSteve Earleとのバージョン、新たなコラボレーションであるアイルランド人歌手Mundyとのバージョンの両方が収められています。

カントリー調のノリのいいこの曲、頻繁に耳にするうちに、気がついたら「イーヤーイーヤーイ~♪」という掛け声がいつも頭の中をグルグル…。
ゴールウェイの海沿いの地区ソルトヒル(Salthill)のプロムナードを歩いていたら、黒い髪&青い目の地元の女の子に出会った…という、昔の民謡風な、シンプルでローカル色のある歌詞もいい感じです。
「黒い髪」と聞いて、一瞬、私?と親近感を持つものの、そのあとですぐに「青い目」と出てくるので、やっぱり出会ったのは土地のアイルランド人の女の子に違いありません(笑)。
そう、かつては西海岸一の港町としてスペインとの貿易でにぎわっていたゴールウェイには、ちょっぴりスパニッシュの血の入ったエキゾチックな黒髪のアイリッシュに出会える、そんなイメージがあるのです。

以前はゴールウェイの歌というと、私の中では“Galway Bay”(よく知られる古い民謡。いい曲です)でしたが、今ではすっかり“The Galway Girl”です!

その“The Galway Girl”が下火になった頃、次に私の頭をグルグルし出したのが、(アイルランドではなくUKのバンドですが…)コールドプレイ(Coldpaly)の“Viva La Vida”。

vivalavida
Viva La Vida by Coldplay

それこそ、車に乗ってラジオをつければ必ずや流れてくるポップなこのメロディーは、この夏の私のテーマ・ソングのようでありました。
まるでバブル時代の夏のドライブ・ソングのような軽快なメロディー・ライン。コールドプレイの曲はこれまでも耳に心地よかったけれど、こんなに頭の中を「グルグル」するものは初めて。
MalahideやHowthの海辺を走りながら、「チャ、チャ、チャッチャ~♪」というイントロが流れてくると、「お~、来た来た!」となんとも心弾んでくるのです。

メロディーだけでなく、この曲のいいところは、歌詞がわかりやすくないところ。
出だしの「I used to rule the world~♪」という、ダイナミックだけど郷愁を帯びたフレーズから次第に盛り上がっていき、私がいちばん好きなところは、「ローマの騎兵隊が歌っている(=Roman cavalry choirs are singing)」ところ!!
「さあ、みんな一緒に○○しよう~」とか、「世界の××のために~」というダイレクトにメッセージを伝える歌詞があまり好きではないので、こういうちょっと暗示的で、とっぴょうしもないようなフレーズが出てくると「おおっ」とツボにきてしまいます。

ドライブしながらこの曲を大熱唱すると(←よく聞き取れないところは、適当な言葉を当てはめて…!)、なんとも胸がすっきり。楽しい時はよりワクワク、悲しい時は、悲しいことも美しく思えてくるのでした…。

皆さんが今年よく聞いた曲は、なんですか?
数年または数十年後、これらが懐メロになった時。いろいろあった2008年の、一体どんな瞬間を思い出すのかな~。


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コメント

シャロン・シャノンの「The Galway Girl」。紹介されたようにユーチューブで繰り返し聴きました。シャロンのアコーディオンはカントリーぽい音楽にも本当に良く合いますね。大好きです。
以前、クレアのエニスにあるパブに入ったら、コンサーティーナがめちゃめちゃ上手な少年が、セッションに加わって演奏していました。あのあたりはアコーディオンやコンサーティーナの演奏者が多いのでしょうか。確かシャロンもクレアの人ですよね。
いま私の頭の中をグルグル回っているのは、フィル・ライノットの「Old Town」です。

シャーさんへ

もう何年も前ですが、カウンティー・クレアのB&Bに泊まったときのこと。その家の子供2人が、朝食を食べる私たちにコンチェルティーナとフィドルを演奏してくれました。すっごく上手で、しかも突然のことで、一緒にいた日本からの友人は感激に涙していました。
シャーさんのコメントを読んで、今度は私の頭の中にも「Old Town」がグルグルし始めました~!

ぐるぐる。。

こんにちは、初めてコメントします!
あけまして、おめでとうございます。
昨年の秋頃までコークに居たのですが、ナオコさんが取り上げている2曲は私も「ぐるぐる」してました
ので、ちょっと嬉しくなって、こうして打ち込んでいます。
コーク最後の夜にパブでMundyのGalway girlが流れて、友達と輪になって「即席アイリッシュダンス」踊ったことなど思い出しました。
日本の深夜の音楽情報番組では、the scriptがテーマソングになってました。
日本でのアイルランド人気、じわじわときているみたいですねー!

oonaghさんへ

コメントありがとうございます。
コークでもやっぱり、Galway Girlだったのですね!素敵な思い出をお知らせくださり、ありがとうございます。
日本でも、アイルランドの曲、結構流れてますねー。そうとは知らずに耳にしている人が、きっとたくさんいるのでしょうね。
これかもどうぞ、よろしくお願いいたします!

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Author:naokoguide
アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。

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