今年の初め、宝塚歌劇の演目ゆかりの地を訪ねるツアーというのがあって、
宝塚スターの方をご案内したことがありました。
それまで宝塚のことはよく知らなかった私ですが、スターの方々がとても素敵だったので、チャンスがあったら実際の演目を見てみたいな…などと思っていたところ、その後ダブリンで宝塚ファンの方と知り合うチャンスがあり、DVDを何本か貸していただきました。
やっとオフになり時間が出来てゆっくり見せていただいているのですが、お借りした中でも思いがけず面白く、なんと2度も観てしまった(!)のがこちら、『JAZZYな妖精たち』というアイルランド関連の演目。

2005年に公演が行われたもの(DVDは
こちらから購入出来るようです)
舞台は20世紀初頭のニューヨーク。アイルランドの孤児院で共に育ち、同じ船に乗ってアメリカへやって来た、5人のアイルランド移民たちの物語です。
冒頭にはリバーダンスばりのアイリッシュ・ダンスのシーンがあり(振り付けはジーン・バトラー!)、アイルランド民謡(『庭の千草』、『ダニーボーイ』など)が歌詞を変えて歌われていたり、さらにはレプラコーンなど妖精がたくさん登場…と、コテコテのアイルランドが満載の作品。
妖精が出てくるシーンは、ちょっとコミカルでメルヘンチック。これぞお芝居!といった感じがして、すっかり気に入ってしまいました。(笑)
メインのキャラクターであるパトリック、シャノン、ウォルターを演じているのが、私がツアーでご案内させていただいた瀬奈じゅんさん、彩乃かなみさん、霧矢大夢のお3人。
皆さんが妖精のこと、聖パトリックのことにご興味を持たれていた理由が、これでよく分かりました。
お顔を知った方々が演じているので親近感も沸いて、さらに、こんなにプロフェッショナルで素敵な方々とご一緒させていただいたのね~、とあらためて光栄に思った次第です。
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コメント
kimiko
宝塚は欧米を舞台にすることが多いため、思い起こせばアイルランドものもありました。シャムロックを題名にして、イギリス軍に立ち向かうアイルランドの貴公子、なんていう設定で。
公演は芝居+ショーで構成されますが、ショーではアイルランドの楽曲も相当数、登場しているはずです。
ジェンヌさんもファンの方も、さすが宝塚って感じでしょ?
(彩乃さんは退団されました)
小劇場から大劇場、私は大の舞台好きですが、ヅカファンの拍手の仕方は見事です。なにより舞台上の人に恋してるいるから熱い!同じ公演を10回以上見る人も少なくない。間合いも段取りも、すべてわかって一緒に舞台をつくっているのがヅカファンというものかも。
2008/11/21 URL 編集
Uisce
地元なので、中学校~大学生までよく宝塚見に行ってましたよ(→小学校の遠足もいつも今は亡き“宝塚ファミリーランド”でしたし)。知人や友人がその後歌劇団に入団してジェンヌになったりして、私にとっては宝塚は身近でした(笑)。退団しても色んな舞台でがんばっているのを見てると、帰省時に見にいってあげたりしたいのですけど、なかなかアイルランドにいると難しいですよね・・・(苦笑)。
2008/11/22 URL 編集
naokoguide
シャムロックのお芝居は、天海祐希の『エールの残照』?
すっごく面白そう~。機会があったら、ぜひ見てみたいと思います!
2008/11/23 URL 編集
naokoguide
私は宝塚に関しては何の知識もなかったので、この間のお仕事で勉強させていただき、本当に良かったな~と思っています。
2008/11/23 URL 編集
kimiko
あれこれ思い起こすと、小学校のころから「ダニーボーイ」が愛唱歌になったのも宝塚のショーのおかげ。ファンが限られがちな劇団ですが、見ていただいてうれしいです。
(瀬奈さん、今度はトートやります。ルキーニ・エリザ・トート制覇)
2008/11/23 URL 編集
naokoguide
2008/11/24 URL 編集