
人口1万7千人の
クロンメルは、南ティペラリーの中心となる町。緑の牧草地を背景にしたカラフルな街並みを、入念に下調べをしてくれたシュネードの案内で徒歩観光しました。
クロンメル(Clonmel)という町の名は、アイルランド語で「ハチミツの草原(meadow of honey)の意味。緑の牧草地に囲まれたこの地にふさわしい、とっても可愛らしい名前!
中世には城塞都市だったクロンメルは、
アイルランドで唯一クロムウェル軍に落とされなかったという輝かしい歴史をもつ町。町の歴史的な場所をくまなく歩き回った私たち、すっかりクロンメル博士となったのでした…!

(19世紀に乗合馬車&ハイヤー・サービスで富を築き、国内の
郵便業務を独占したイタリア人ビアンコーニさんの住んだ家。手前は現代の郵便ポスト。今はハーンズ・ホテル)

(中世からの城門のひとつ
ウェスト・ゲート。12世紀に再建。ゲートの内側はイギリス人街、外側はアイルランド人街だった)

(
メイン・ガード。17世紀の裁判所、ここで絞首刑も行われたそうです…)

(18世紀にメイン・ガードで処刑された
クロンメル生まれの悪い神父ファーザー・シーヒー。農民に重税を強要、殺人罪で処刑)

(町の名士
ホワイト家記念劇場。もとは19世紀の礼拝堂。17世紀クロムウェル軍から町を救った市長二コラス・ホワイトの石棺は
聖パトリックの泉にあり)

(町を流れる
シュア川。この水運により産業が発展、18世紀にはクエーカー教徒たちが経営する製粉所やビール工場がたくさんあった)

(
当時の倉庫の建物。今見るとおしゃれ)

(2003年に亡くなったクロンメル出身の
テノール歌手フランク・ペイターソン像と、彼の大ファンだったというジュード!)
★ガイドたちのティペラリー研修旅行1.
オタクなガイドたちの研修旅行2.
アイリッシュ・サイダーの故郷へ3.
聖パトリックの泉4.
ヒツジに注意!5.
クロンメルのミネラ・ホテル6.
ケア城とスイス・コテージ7.
ヒツジ・チーズの農場へ
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コメント
さっさり
2006/12/24 URL 編集
naokoguide
アイルランドの小さな町も、こうしてみるとなかなかいいですね~。
今後とも、よろしくお願いいたします!
2006/12/25 URL 編集