雨の中、ベルファーストでピース・ライン(Peace Lines)の撮影。

西ベルファーストのFalls RoadとShankill Roadの間にあるピース・ライン
ピース・ラインとは、北アイルランド紛争が激しくなり始めた1970年代初頭、隣り合うカトリックとプロテスタントの居住区を隔てるために築かれた障壁のこと。
紛争が激しくなる中で北アイルランド各地に次々建設され、ベルファースト市内だけでも20箇所、北アイルランド全土にあるものを全部つなげると、なんと全長21キロに及ぶとか。
ピース(平和)とは名ばかりで、実際には分断の壁。
今回のTVロケで日々さまざまな人々に会ってインタビューをしているのですが、紛争の中を生きてきた人々に話を聞けば聞くほど、人々の心にまだまだ大きな分断の壁が残っていることを実感する毎日です。
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