夏のバレン(Burren, Co.Clare)は、まるで自然の花畑そのもの。

ブラディー・クレーンズビル(Bloody Cranesbill)=“
鶴のクチバシ草”

ヘアベル(Harebell)=“野ウサギの鐘”

シーピンク(Sea Pink)=和名は「ハマカンザシ」
小さな可憐な花々が、岩の割れ目から顔を出しています。
石灰岩の岩が露出した、一見不毛の地であるバレンですが、実は植物観測の地として有名。
今から1万年前、氷河の移動によって運ばれてきた他地域の植物の種が、岩の割れ目をシェルターとして生き延び、独特の植物体系をつくりあげたためです。
可憐な花々を見つけながら、お客様とご一緒に、石灰岩の岩場をしばし散策。
大西洋から吹く風が、なんとも気持ちよかったです。

リスドゥンバルナ(Lisdoonvarna)からブラックヘッド(Black Head)へ向かうコーストロード上にて
※過去の関連ブログ:
バレンの3つのシーニック・ルート、
バレンの鍾乳洞、エルウィー・ケイヴ
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