
カウンティー・ティペラリーは、小さな島国アイルランドでは珍しい
海岸線を持たない県です。
就業人口の4割が農業従事者というティペラリー県ですが、特に今回私たちが訪れた
南ティペラリーは、ゴールデン・ベール(Golden Vale=黄金の谷)の呼び名で知られる、酪農やリンゴ栽培で知られる豊かな農業地帯。
ベーコンのGaltee、
アップル・サイダー(日本で言うところのシードル)のBulmers、
ブルー・チーズのCashel Blue Cheeseなど、いずれもゴールデン・ベールの恩恵を受けた南ティペラリー発のアイルランドを代表する食品メーカーです。
本当は食品工場の見学をしたかったのですが、衛生上の理由から実現せず、代わりに訪れたのが、
クロンメル近くのアップル・ファーム。冒頭の写真は、産地直売のリンゴです。
ここでは、アップル・ジュースやアップル・パイ、
地元産のサイダー'Johnny Jump Up'も売られていました。

Johnny Jump Upと言えば、アイルランドではよく知られた
歌詞にサイダーが出てくるパブ・ソング。聞いてみたい方は、
こちら。
早速飲んでみましたが、Bulmersよりもフレッシュでさらっとした飲み口。リンゴの香りも強いような気がしたのは、やはり産地で飲むからでしょうかね~。
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