
絶景!キライニー・ヒルより、ダブリン湾とウィックロウ山脈を臨む
アイルランド関係のウェブサイトのコンテンツを作るお仕事で、ダブリンの南郊外のキライニー(Killiney)へ写真を撮りに行きました。
ここは歌手のエンヤや、U2のボノも邸宅を構える豪邸街。「アイルランドのナポリ」と称せられる景勝地で、どういう繋がりがあるのやら、ソレント・ロード(Sorrento Road)、ビコ・ロード(Vico Road)、サンエルモ・ロード(San Elmo Road)、カプリ・ロード(Capri Road)…など、イタリアのような地名が本当にあるから不思議です。
丘のふもとに車をおいて、キライニー・ヒル公園(Killiney Hill Park)へ。

1887年、ビクトリア女王の在位50周年を記念してオープンした公園。入り口の看板は、今も「ビクトリア・パーク」のまま
急勾配の坂を上り詰めると、そこは高さ153メートルの丘の上。冒頭の写真の通り、ダブリン湾やダブリンの街が一望できます。晴れた日には、対岸のウェールズまで見えることも。
ダブリンの知る人ぞ知る絶景ポイントですね。
この景色、どこかで見たことが…という方もおられるはず。
そう、
昨日のブログでも触れた話題の『ONCE ダブリンの街角で』で、主人公の2人がバイクに乗ってやって来たのがこの丘。ちょっと甘く切ないシーンでもあり、冒頭の写真と同じ角度で、2人で海を見つめていましたね。
また少々古くなりますが、ダニエル・デイ=ルースの『マイ・レフトフット(My Left Foot, 1989)』のラスト・シーンもここでした。
ダニエル・デイ=ルース演じるクリスティー・ブラウンが思いを寄せる女性と寄り添って座り、その背後にこのオベリスクが映ってように記憶しています。

近年修復されてきれいになったキライニー・ヒルのランドマーク
ダブリンの魅力はシティセンターのみならず。晴れた日には、郊外の名所へもぜひ足を延ばしてみられることをお勧めします。
※シティセンターよりDARTにて約30分、Killineyで下車して丘を登ること約10分。または、ダンレアリ(Dun Laoghaire)より59番のダブリンバスにて、丘のふもと近くまでアクセス可。
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2008/07/28 編集