fc2ブログ

ドゥ・モーリアの小説のモデル?…かもしれないダンボイ城(ベラ半島研修・8)

アリヒィズの労働者の貧しさとは対照的に、銅山で富を築き上げたPuxley一族の豪華邸宅がこちら。

dunboycastle
中世のダンボイ城(Dunboy Castle)の跡地に建つことからその名で呼ばれますが、オリジナルのダンボイ城とは別。そちらの方は廃墟となって、これとは別に近くに現存するはず

アリヒィズから、ベラ半島西部の中心となる町、キャッスルタウンベア(Castletownbere)へ行く途中の森の中にある旧・豪華邸宅。
19世紀、Henry Puxleyによって建設が始められましたが、妻を亡くしたあと屋敷に興味を失ったHenryは、建設途中で放棄。未完成のままで終わった、幻の邸宅でもあります。

その後、1921年の独立戦争の際に焼かれ、何十年もの間、オバケ屋敷さながらの廃墟の姿で放置されていましたが、近年修復が施され、豪華ホテルとして生まれ変わることに。

私たちが訪れた時には、外観の修復はほとんど終わって、最後の仕上げの段階といった様子でした。
どうやら、世界的なホテル・グループ、Capellaのアイルランド2件目の豪華ホテルとして、今年の秋に正式にオープンすることになるようです。(Capella Dunboy Castle)

先のブログで触れた、ドゥ・モーリアの『ハングリー・ヒル』に出てくるBrodrick一族は、クロンメア(Clonmere)という名の城に住んでいます。
Brodrick一族のモデルがPuxley一族ならば、クロンメア城のモデルはこのダンボイ城なのでしょうか。
どうにも気になってきたので、これはやはり日本語訳がなくとも、頑張って小説を読んでみなくてはなりませんね…!

関連記事

コメント

非公開コメント

naokoguide

アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。

Instagram

お知らせ ☘

旅のガイドご予約・お問合せはこちら
ガイディング・アイルランド

「絶景とファンタジーの島 アイルランドへ」(イカロス出版)
おかげさまで重版
ikarosbook0517
イカロス出版サイト
アマゾン

福岡市にて講演!
2022年4月24日(日)14:00~

★『赤毛のアン』に見るケルト
→終了、ありがとうございました!

東京「春のケルト市」にて講演!
2022年5月3日(火祝)11:00~

★牛とジャガイモと移民の歴史
→終了、ありがとうございました!

オンライン講座配信
見逃し配信ご購入可!
2020年6~8月・全6回→こちら
2020年12月・特別回→こちら
新規講座! →詳細決まり次第お知らせいたします!

カレンダー

04 | 2022/05 | 06
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

月別アーカイブ