ダブリン市内観光で必ずといっていいほど訪れる、聖パトリック大聖堂(St. Patrick Cathedral)。
いつもお世話になっているこの聖堂では、年に一度、「ツアーガイドの夕べ」が催され、司祭長さんが私たち公認ガイドをご招待下さいます。
今年は今日がその日で、私も参加させていただきました。

まずは、聖歌隊の男の子による歌と、パイプオルガンの演奏。
聖パトリック大聖堂のパイプオルガンは、国内でもっとも古いとも大きいとも言われる立派なもの。現存するパイプの一部は、1742年4月13日、ヘンデルの『メサイア』がダブリンで初演された時に使用されたものだと言われています。
夏になると、本当に頻繁にやって来るこの教会ですが、こんなふうにゆっくりとパイプオルガンの演奏を聴くことはなかなかないので、その荘厳な響きを堪能させていただきました。
音楽に続いて、マッカーシー司祭長のご挨拶。
毎年ちょっとづつ内容を変えて教会のいろいろなことをお話くださり、きっとそれは興味深い内容なのでしょうが、毎年きまって、司祭長のお話は聞こえないのです(笑)。
教会内の音響効果というのは、パイプオルガンや聖歌の合唱には適していても、講演には不向きなのでしょうか。マイクを使うと余計に聞こえづらく、よほど声の通る人でないと難しいようです。
そのあとは司祭長館に移動して、ドリンクやサンドイッチをいただきながら、皆でわいわい。
久しぶりに会うガイド仲間と近況を報告し合ったり、教会の職員の皆さんとおしゃべりしたり…と、楽しいひとときでした。
いつも観光でお世話になる教会なので、こういう顔合わせ会も大切ですね。
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