FC2ブログ

ハリエニシダの言い伝え

私の家の裏は、一面、ハリエニシダ(gorse)の茂みです。
まだ春浅いうちから咲き始め、場所によっては初夏まで咲きとおすこの花。アイルランドの野山を一面黄色く染め上げてくる、まるで春のじゅうたんのよう。

enishidahowth

昨日、近くに住む同業者の友人と、近所の野山を散歩しました。
今年はシーズンの始まりがゆっくりで、まだまだ本格的に忙しくはない私たち。
「ハリエニシダを見ていると、そろそろツアーに行きたくなるよね~」などとぼやきながら、せっかくなので、ひと枝家に持ち帰りましょ、とトゲの少なそうな枝を探していると、「ハリエニシダは家に持ち帰っちゃダメ!」と友人に止められました。

なんでも、アイルランドでは、

「ハリエニシダを家の敷地内におくと、その家の女性は不毛になる(子が産まれない)」

と言われるのだそうです!

「不毛(barren)」というなんだか恐ろしい言葉の響きに、「それだけは絶対イヤ!」と、即刻、花から手を放してしまった私。
こんなにたくさんある花なのに、庭に植えている人がいないのは、そういうわけだったんですね…。

この話を聞いて以来、窓の外に群生する黄色い茂みを見るたび、こんなに家の近くにこの花があって大丈夫なのだろうか…とちょっと心配になるのでした。(笑)

※過去の関連ブログ:ハリエニシダと歴史のひと枝


関連記事

コメント

非公開コメント

naokoguide

アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。

Instagram

お知らせ ☘

旅のガイドご予約・お問合せはこちら
ガイディング・アイルランド

「絶景とファンタジーの島 アイルランドへ」(イカロス出版)
おかげさまで重版
ikarosbook0517
イカロス出版サイト
アマゾン

秋のケルト市!
【ダブリンよりヴァーチャル出演!】
2021年10月30日
詳細・お申込み→こちら

オンライン講演
「モンゴメリ作品とアイルランド」
2021年11月20日(土)16:30~
詳細・お申込み→こちら 《満員御礼》

★オンライン講座配信!
【新規講座】 →詳細決まり次第お知らせいたします!

見逃し配信ご購入可!
2020年6~8月・全6回→こちら
2020年12月・特別回→こちら

★福岡市にて講演
2020年12月

→2022年度に延期となりました

カレンダー

08 | 2021/09 | 10
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

月別アーカイブ