知っている方のお友達が、偶然にも私のご近所にお住まいで、そのご縁でサンデー・ランチによんでいただきました。
日本に6年間住んでいたことがあるという、親日家のフランス人ご一家のお宅。
日光がさんさんと降り注ぐダイニングで、楽しいランチタイム。キッシュとサラダ、デザートには手作りのチョコレート・ケーキをおいしくいただきました。
見たところ築30~40年といった感じの、いい具合に円熟したお家。今から3年前に購入して越して来たそうですが、造りが最新式でないところが、返って温かみがあっておしゃれな感じ。
私は家を買うなら新築でない方が好みなので、まさにこんな家がいいな~、というお宅でした。
キッチンには、元の持ち主が備え付けたらしいアーガ・クッカーもあり、ますます気に入ってしまいました。

この手の機具の代名詞ともなっている、英国アーガ(Aga)社のクッカー。
これは石油を燃料とするタイプのものだそうで、オール電化またはガスが進んだ今となっては、すっかり時代遅れなものだそう。
もともとは薪や石炭を燃料とするキッチン・ストーブから発展したものですから、このクッカーはその過渡期のものなのでしょうか。
こういうクッカーは常に燃やし続けていなければならないため、今は使っていないそうです。
それでも取り外すわけでもなく、そのままにしているところがいいですよね。さりげなく置かれたホウロウ鍋といい、70年代のキッチンみたいで素敵だなと思いました。
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