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セント・アンズ・パーク散策

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アイルランドの春はスイセンの花がいっぱい

近頃、めざましい勢いで都市化が進みつつあるダブリン・シティーですが、それでも市の面積の50パーセントが緑地なのだそうです。
そのうち半分が一般住宅の庭、残り半分が公共の公園や緑地。首都ダブリンにいても、緑に触れるチャンスは十分にあるのです。

先日、ダブリンのノース・サイドにあるセント・アンズ・パーク(St. Anne's Park, off Clontarf Road, Raheny, Dublin 5)へ立ち寄ってみました。
ダブリン市内の多くの公園がそうであるように、ここもかつてはギネス一族の私有地だった場所。1936年に広大な土地の一部がダブリン市に売却され、パブリック・パークとして市民に開放されたものです。

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広々と広がる緑…!

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リスちゃんたちがいっぱい!あちらこちらを走りまわっています

112ヘクタールというかなりの広さのこの公園。フェニックス・パークを除けばダブリン市内でいちばん広いパブリック・パークであり、奥の方にはスポーツ・グランドやテニス・コート、ゴルフ場なども。
池があったり、森があったり…と変化に富んでいて、楽しい散策の出来る公園です。

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池には水鳥たちがいっぱい

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ギネス家の所有地だった場所にしばしば見られる時計塔。裏にはウォール・ガーデンがあります

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森の中に入ると、下生えの可愛らしい花々がたくさん顔を出していました

ここのバラ園は有名で、6~9月のバラの季節には多くの人が見学にやってきます。
この日は、犬の散歩をしているご近所の人や、家族で散歩する人など、みな和やかに春の日を楽しんでいました。

ドリーマウント・ビーチのすぐ近くなので、そこと一緒に訪れてみても楽しいかもしれませんね。

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アイルランド公認ナショナル・ツアーガイドの山下直子です。2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、アイススケート、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。長野県上田市出身。

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