ドライビング・テストの順番が来ないまま、昨年秋より2度目の仮免期間に突入。アイルランドでは、この期間は一人で路上を運転してもいいことになっているので、数ヶ月前より本格的に運転をしています。
(ちなみにこの決まりは、今年6月いっぱいまで。過去のドラビング・テストに関する私のヒストリーは
こちらです。ちなみに11月に予定されていたテストも施行されませんでした…涙)
乗り始めてから最初の数週間は、運転するたびにかすったりぶつけたり。気がつくと、すっかり貫禄がついてしまった私の車。
当初は、車なんて動けばいいのよ!と傷やヘコミなどの外傷は全く気にならなかったのですが、運転に慣れてくるにつれ我が車への愛情がわいてきて、せめて大きな傷だけでも修理しようという気持ちになってきました。
いちばん大きな外傷は、左ミラーと左フロント・ドア。
前者は、細いトンネルのようなところで壁にミラーがぶつかり、ミラー周りのカバーが吹っ飛んでいってしまった。
後者は、地下駐車場の柱に左横腹をガリガリとこすり、傷だらけに。(笑)
車を持つなんて初めてだから、もちろん修理などしたことがあるわけがなく、どこへ持って行ったらよいやら。電話帳で探したり人に聞いたりして、やっとたどり着いたのは、アンソニーという下町の人のいいメカニックでした。
彼が一人で切り盛りしている小さなガレージは、細い路地裏の鉄橋下のアーチの中。そんなところから、ちょっと耳の尖った彼がニコニコして出てきたので、初めて行った時は本当に驚いた(笑)。
先日ミラーを付け替えてもらい、今日はいよいよ、ドアの交換でした。
新品は高いので中古のドアを探してもらったのですが、私の車はブラック、彼が見つけたドアはグリーン。
アイルランドに来た当初、ドアやバンパーだけ色違いの車がよく走っていたので、私の車もそんなふうになっちゃうの?と思いきや、アンソニーがそっくり同じ色にペイントしてくれました。

アンソニーのガレージにて。きれに塗り上げられ、あとは取り付けを待つばかりのドア!
お昼前に車を預け、夕方取りに行くと、新しいドアが付いた私の車がピカピカに洗車されてそこにありました。フロントガラスの水パイプが切れていたのも直してくれたし、ゆるかったギアもきつめてくれたし、アンソニー、ありがとう~!
ガレージに居合わせたおじさんとも立ち話し。私のタイヤのホイールが外れているのを見て、家に予備があるから、今度アンソニーに預けておくよ、とのこと。
ミラーもピカピカ、ドアもピカピカになった私の車、次なる修理はフォグ・ライトかな。
路上駐車している時に盗まれでもしたようで、気がついたら、そこが2つの穴になっていました。
しばらくは新しいミラーとドアの余韻にひたることにし、それが冷めたらまた、アンソニーに中古ライトを探してきてもらうとしましょう。
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