2008年の仕事始めは、総勢170名という超大型ツアーでした。
宝塚の上演演目のゆかりの地を、出演したスターと共に訪ねるというユニークな趣向のもので、月組のトップ・スターである、瀬奈じゅんさん、彩乃かなみさん、霧矢大夢さんが、ファンの皆さんと共にダブリンにいらして下さったのです。
お三方が出演されたアイルランドゆかりの宝塚歌劇とは、
・『Ernest in Love』(2005年) - オスカー・ワイルドの小説『The Importance of Being Ernest(まじめが肝心)』が原作。
・『Jazzyな妖精たち』(2005年) - アイルランド移民の物語。アイリッシュ・ダンスを踊る場面があり、初代リヴァーダンスのジーン・バトラーさんにより振り付けが行われたそうです。
・『風と共に去りぬ』(2002年) - スカーレットのお父さんはアイルランド人。彼女の故郷であるタラ農場の名は、ダブリン近郊の「タラの丘」に由来。
…だそうです。
宝塚というひとつのテーマから、こんな風にアイルランドに関連付けるのも面白いアイデアですね。
ダブリンと近郊の上記ゆかりの地を訪ねる他、宝ジェンヌの皆さんとの記念撮影、アイリッシュ・ダンス&音楽ショーの鑑賞など、正味たった一日のダブリン滞在ながら、実に盛りだくさんなスケジュール。
お客様も宝ジェンヌさんたちも、長旅のお疲れをおして大活躍して下さいました!

ランチ会場にて。この後、瀬名さんたちお3人がサプライズで登場、会場を大いに盛り上げて下さいました!
初日の飛行機の遅れ(ヒースローでの着陸事故により、滑走路のひとつが閉鎖したため)や、大人数での見学、移動など、不便なこともあったことと思いますが、皆さん協力的にマナー良く楽しもうとして下さっている様子がひしひしと感じられて、さすが日本のお客様!と誇らしく感じました。
さらに、夜のショーでの拍手の仕方が上手いこと!さすが、宝塚ファンの皆さんですね。
今回私は宝ジェンヌお三方のアテンドを主にさせていただき、スターと呼ばれる方々の素敵な素顔にも触れさせていただきました。
トリニティー・カレッジや聖パトリック大聖堂など、ダブリンの名所も興味深くご見学下さり、雨の中の散策もいとわず、楽しんで下さったようで良かったです。
妖精が出てくる劇を演じられたこともあり、「アイルランドには本当に妖精がいるんですか?」と楽しい質問を下さった瀬奈さん。今朝、空港でお別れする際、「ところで、妖精には会えましたか?」と聞くと、「会えたと…思います!」と、他のお2人と共ににっこり。
その情感のこもった答え方や自然な笑顔に、彼女たちの温かいお人柄を感じたような気がして、印象に残りました。

ツアー参加のお客様たちへの直筆サイン。裏面には3人の宝ジェンヌのお写真入り
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2008/01/21 編集