かれこれ20年以上関わっている趣味の会「Buttercups」のメンバーとして、NHKのTV番組の収録にオーディエンスとして参加させていただきました。
お正月に放送される、こちらの番組です。
ようこそ!‘赤毛のアン’の世界へ放送: 2008年1月3日(木) 午後10:00~10:58 NHK教育テレビ
『赤毛のアン』に関する特別番組。
来年2008年が『赤毛のアン』の出版100周年にあたるため、物語の舞台となったカナダのプリンス・エドワード島ではもちろんのこと、日本でもメディアを通じて徐々に盛り上がりを見せているようですね。

(100周年のロゴ)
モンゴメリ(『アン』の作者)作品との関わりは、私が子供の頃から続けているいちばんの趣味のひとつ。そもそも私の海外への憧れは、「アン」から始まりました。
そして、「アン」そのものに夢中になっていた当時は全く気づかなかったことですが、今になってモンゴメリのさまざまな作品を読み返してみると、そこに「アイルランド」がちょろちょろ顔を出していることに驚かされます。
アイルランドのことわざや迷信、ダニエル・オコンネルなど歴史上の人物、アルスター・コートやクロシェ・レース、カラギンモスのプディング、ゲール語やレプラコーンなど…。パットという少女を主人公としたシリーズには、アイルランド人のばあやが出てきさえするのです。
モンゴメリが生きた時代のプリンス・エドワード島には、アイルランドから多くの人々が移民してきていました。ですから、彼らが伝えたアイルランドの文化・習慣が島に根付いていたとしても不思議はありません。
現在も島にはアイルランド系の人が多く、アイリッシュ・パブもあれば、ダブリン訛りで話す地域もあるとか。そもそもアイルランドとのつながりの深い土地柄だったのです。
私がアイルランドに全く関心がなかった時代からやり取りを続けている、プリンス・エドワード島生まれの20年来の友人がいるのですが、なんと彼女もアイルランド系。
「アイルランドに住むことになりました」と知らせて初めて聞いた話だったので、とても驚きましたが、それを聞いた彼女の方がもっと驚いたことでしょう。
自分の好きな2つの世界がこんな風に繋がっていくとは…。なんだか「アン」を通して、知らぬ間に私の人生への伏線が張られていたのではないか…とさえ思えてくるほどです。
話は戻ってNHKの収録は4時間にもわたり、あの内容をどうやって1時間にまとめるのか興味津々です。
「オーディエンスの皆さんにもマイクが回るかもしれません!」と言われちょっぴり緊張。しかし私のところには全く回ってきませんでした(笑)。
運が良ければ、ちらっと映るかも(観客席で拍手をしているところとか)…というくらいでしょうが、それはさておきゲストの方々のお話がとても楽しく、貴重な体験となりました。
アンとアイルランドつながりのことは、いつの日か「『赤毛のアン』で歩くアイルランド」とでも題して、まとめることが出来たらいいな、と思います。
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コメント
アンナム
2007/12/24 URL 編集
naokoguide
そのときは、私のカーペンター先生になってくださいね!
2007/12/26 URL 編集
ねこねこ
赤毛のアンで検索してたどりつきました♪
1/3の赤毛のアンの特別番組を見て、アンに夢中になっていたころの気持ちがよみがえりました!!
アンとアイルランド、つながりがあったのですね。アイルランド、いつか絶対行こうと思っている憧れの地のひとつです。
naokoguideさんのブログを拝見していると、なんだか胸がドキドキしてきます♪
またお邪魔させてくださいね!! どうぞよろしくお願いいたします☆
2008/01/08 URL 編集
naokoguide
赤毛のアンの特番、楽しかったですね。私も端の方にちらちら映っていたので、いい思い出になりました。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。Once見てくださいました?ねこねこさんのブログ、拝見させていただきました。
2008/01/08 URL 編集