東京で行われた、「Celtic Xmas 2007」へ行ってきました。
Plankton・HP「Celtic Xmas 2007」は、毎年クリスマス時期に行われる、アイリッシュなどケルト系ミュージシャンによるライブ。
今年は、Treadというカナダ人ダンサー&アイルランド人ハープ奏者を中心とする伝統音楽のバンドと、Anunaというアイルランドの中世音楽を中心に歌う合唱団のコラボレーション。
ユニークでささやかな、心温まるコンサートでした。
カナダ人のピラツキ兄弟(Jon & Nathan Pilatzke)のステップ・ダンスは、私が見慣れたアイリッシュ・ダンスとは大違い。上半身もノリノリで、まるでストリート・ダンスのよう。リヴァーダンスの第2部に登場する、黒人ダンサーを彷彿とさせました。
アイリッシュ・ダンスも、海を越えるとこんな風にアレンジされるのね~、となんだか新鮮。
後半に登場したAnunaが、これまたとっても良かった。
アイルランドの古いチューンを中心に美しい歌声が披露されたのですが、日本の立派なホールで聞くと、その素朴な良さがより際立つ感じ。ステージにいる彼らとその周りの空気だけが、ふう~っと「アイルランド」になっていました。
たどたどしくも心のこもった日本語での挨拶が、これまたお茶目なアイルランド人らしくて、皆さん好感を持ってくださったようでした。
会場では、普段仕事でお世話になっている観光庁の方やメディア関係の方にお会い出来ただけでなく、この夏アイルランドに来て下さったお客様にもばったり遭遇!
話題は瞬く間に、アイルランドのことへ…。
日本の中の「小さなアイルランド」にいるような、楽しいひとときでした。
- 関連記事
-
コメント
Uisce
そういえばドイツにいる知人が「今アイルランドからの<ケルティッククリスマス>ってコンサートが巡業しているよー」と教えてくれました。どうもアイリッシュハープオーケストラの人たちがドイツ・オーストリアを回っているようです。アイルランドにはあまりそういうのはないですよね、トラッドファンの人たちに嫌がられるからかしら・・・私は聞いてみたいなー。
2007/12/16 URL 編集
naokoguide
私もおかげ様で、一年ぶりの日本を満喫しています!
アイルランドでは、ハープが他の楽器とセッションしたり、ダンス音楽を弾いたりというのはあまりないので、ちょっと驚きました。
日本でアイルランドをやるとこうなるのね~という視点から、なかなか興味深かったです。
2007/12/20 URL 編集