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悲しいコメディ映画「アダムとポール」

ガイド仲間のSineadの家で、ダブリンを舞台にした映画『Adam & Paul』(Lenny Abrahamson監督・2004)を一緒に観ました。

adamaandpaul
HPのPhotosより

以前からSineadが「絶対おすすめ!」と言い続けていたこの作品。
ダブリンをうろうろする2人のジャンキー、アダムとポールの、ある朝起きて(野宿)、翌朝起きるまで(やっぱり野宿)の1日を描いたもの。
なんだか見たくないけど見ちゃう…みたいな、かなり物悲しいコメディです。

まるで『ユリシーズ』のジャンキー・バージョンのようなこの作品には、見慣れたダブリンの景色がたくさん出てきます。
…と言っても、グラフトン通りとか、テンプルバーではなく、登場するのは「あなたが知らない裏のダブリン」みたいなちょっと怪し目の場所だったりするのですが(笑)。

ちなみに私が住んでいる界隈も登場。アパートの入り口すぐ近くをアダムとポールが徘徊していました…。
ジャンキー映画の舞台とはちょっと複雑な気分ですが(笑)、今はきれいになったこのエリアも、かつては怪し目なダブリンの一角だったので。

「じぇぃ~ざす」「fxxxxn'」連発のこの映画、ダブリン在住者には妙にリアルで笑えます。
扱っている題材はかなりシリアスなのに、それがコメディになってしまうところがアイルランド映画らしい。
見終わった後は、妙に寒々し~い笑いが口元に残ります…(笑)。

ちなみに、同監督の新作映画『Garage』が、只今、ダブリンで劇場公開中。
カンヌ国際映画祭で「芸術・実験映画賞」というのを受賞した作品とのこと。近いうちに見に行こうと思います!

コメント

月末のTVで見ます。楽しみ!ダブリンバスのオスカーワイルドは、哀しいけれどユーモアがありほ~っと心あったまる映画でした。

アンドーさんへ

昨日のブログにも書きましたが、なんと、ポール死んじゃったんですよ~。
日本での放送は、字幕出るのかしら?
そうしたら、「じぇぃ~ざす」「fxxxxn'」がなんて訳されているか、ぜひ教えてください!
『ダブリンバスのオスカーワイルド』なんていう映画もあったんですね。

「Adam&Paul」を公開時にダブリンにいたので観ました。
それ以来ダブリンバスに乗るたびに彼らのことを思い出したり、考えたり。。
ちなみに「Garage」も先週、観てきました。近所の映画館で
脚本家のトークイベントがあると聴いて楽しみに行ったのですが、
お友達のTom Maphyさんの死で中止に。その時はPaul役の
人とは知らなかったので、今更ながら哀しいです。。
「Garage」は「Adam~」よりシリアスな印象はなかったのですが、
でも同じトーンが全編漂ってるかもしれないです。お薦めします。

cocoさんへ

今週から、いよいよお休みモードになってきたので、数日中にGarage観に行ってきま~す。

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プロフィール

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Author:naokoguide
アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培など。愛読書は『赤毛のアン』とW.B.イエーツ詩集♪

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