11月3日より日本でロードショーが決まったアイルランド映画
『ONCE ダブリンの街角で』。
日本公開に向けてのプロモーション取材にいらしたジャーナリストの方々をお連れして、ウィックロウの小さな村で新作フィルムを撮影中のジョン・カーニー(
John Carney)監督を訪ねました。

若干37歳の若き新鋭ジョン・カーニー監督
多くのアイルランド人がそうであるように、気さくにまるで友達のように接してくれるジョン。
忙しいロケの合間におじゃました私たちに、「遠いところを来てくれてありがとう。ダブリンまで出向けなくてごめん」と気を遣ってくれました。
和やかに写真撮影をしたあと、今度はパブで食事を取りながらのインタビュー。
『ONCE』の誕生秘話、撮影裏話などを、気さくに話してくれました。
ストーリーは、ジョン自らの経験から自然発生的に生まれたものであったこと、グレン・ハンサード演じる主人公のガールフレンド(ビデオ映像として登場)はジョンのホンモノのガールフレンドであること…など。
男女の愛はたくさん・さまざまな形があって、だからと言って恋人以外とアフェアーを持つというのではなく、別の形で昇華される(映画の2人は「ミュージック」で)こういう形の愛もこれまた「愛」としてありなんだよ…。
そんな彼のフィロソフィーに、大いに共感したのでした。
この春、ダブリンの映画館で観た『ONCE』ですが、監督の熱い想いを聞いて、もう一度観てみたくなりました。
日本の皆さんも、ぜひぜひご覧になってみてくださいね!

ジョンの新作映画『Zonad』。アヴォカ(Avoca, Co.Wicklow)で撮影中

宇宙からZonadがやって来た!? 一緒に走るのは子役のケヴィン君。日本のチョコレートをあげたら大喜びしてくれました~
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コメント
Uisce
私もいい映画だとは思いましたが最初の部分のビデオの揺れ(技術のせいなのか、それとも見に行った映画館のせいなのかは謎)で頭が痛くなり、集中できなかったというトラウマがあります(笑)。
2007/09/20 URL 編集
naokoguide
私は見ていて、「あっ、これはココ!」みたいにダブリンのいろいろな場所が出来くるのが面白かった。
そのせいか、映画を見終わったら、細かいことは大抵忘れてしまう私ですが、『ONCE』は細部までよく記憶に残っており、今回のインタビューにもついていくことが出来ました~。
2007/09/22 URL 編集
Liffey
ダブリンに住んでいた頃、見たい見たいと思っていたフレイムスのライブ。でもアイルランドで超スーパースターの彼ら、なかなかそのチャンスが得られず・・・・。だから、日本の、それも六本木ヒルズでグレンの歌を聞いている自分が信じられないくらいでした。
とても自然なカップルだった彼ら、息もぴったりでしたよ!グレンは映画でも使われてた穴のあいたギターで演奏していたのですが、ライブ終了後、そのギターのメーカーであるタカミネの社長から新しいタカミネギターをサプライズプレゼントされ、微笑ましいくらい驚き、喜んでました。あ、あとグレンは前からコーネリアスのファンなのだそうです。
ミニライブ終了後、ダブリンに戻って今度こそ絶対にフレイムスのライブに行くぜ!と、再度、熱く心に誓った私なのでした・・・。
2007/10/25 URL 編集
naokoguide
ギターのエピソード、興味深いですね。あの2人、本当に自然で素敵なカップルですよね。
私も今度、フレイムズのライブに行ってみたいな~と思っています。ぜひぜひ、ダブリンにまた戻って来てくださいね!
2007/10/28 URL 編集