アイルランドの夏を彩る
ホクシャの花。
夏に
アイルランドの西部・南西部を旅すると、真っ赤な花をつけたホクシャの垣根がえんえんと連なる様子に誰もが目を奪われるはず…!

真っ赤な花びらに紫の芯。もとは
南米チリ原産のエキゾチックな色合いの花。
緯度は高いけれど暖流のおかげで温暖…というアイルランド沿岸部の気候によく合って、今や至るところに自生しています。
ホクシャの英語名は
フューシャ(fuchsia)。
釣鐘状の花をおもちゃにして子供が耳につけて遊んだりすることから、他の英語圏では
「貴婦人の耳飾り(Laday's eardorp)」と呼ばれることもあるようですが、その方がなんだかいい響き~。
アイルランド語での呼び名はもっと素敵で、なんと
「神様の涙(deora Dé…ディラディというような発音)」。
切なく悲しい感じさえする、なんともロマンチックなネーミング!
アイルランドの大地に咲くと、
はじけるようなトロピカルな花でもなんとな~く哀愁を帯びてしまうから不思議です。
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