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ベルファーストの英雄ジョージ・ベスト

ベルファーストのシティー・エアポートで、ロンドンから来るグループさんのお出迎え。
この空港は、2005年11月にその生涯を閉じたかつての名サッカー・プレイヤーにちなみ、現在「ジョージ・ベスト空港」と呼ばれています。

ジョージ・ベスト(George Best, 1946-2005)とは、1960年代に活躍したベルファースト出身の名サッカー選手
「足の魔術師」「伝説のドリブラー」などと呼ばれた天才的プレイヤーで、そのファンは日本にも多いはず。

甘いマスクと茶目っ気たっぷりのパフォーマンスで「5人目のビートルズ」とも呼ばれ、アイドル的存在でもあったそうです。

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空港内にあるGeorge Best Foundationのドネーション・コーナー。この笑顔に魅了された女性たちは数え切れないほど…!

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同コーナーに飾られていたジョージ・ベスト記念5ポンド紙幣。一周忌に発行されました

アルコール依存症から肝臓を悪くし、59歳でその生涯を閉じたジョージ・ベスト。
葬儀は国葬扱いで、北アイルランド議事堂にて行われました。
ダブリンにいた私は、その一部始終をテレビの生中継で見ていたのですが、約10万人のあらゆる年齢層のベルファースト市民が沿道を埋め尽くし、熱狂的に別れを惜しむ様子にただただ圧倒。
参列者の中には、酔っ払って「ジョージ・ベストこそがベスト(一番!)だ~!」と叫ぶ人もいたりして。

もしも彼が活躍した時代に青春時代を送っていたら、私もファンになっていたかも…!

ちなみに今日、空港へ向かうタクシーの中で、地元のタクシー・ドライバーから聞いた話。

東京オリンピックで銅メダルを取ったボクサーが、うちの近所の出身なんだ~。ジム・マッコート(Jim McCourtと言ってね、今も生きてるよ。懐かしいね~東京オリンピック。まだ生まれてなかったでしょ?テレビで見て熱狂したんだよ、白黒テレビでね~」

マッコートは英国代表ではなく、アイルランド代表として出場して、ライト級ボクシングで銅メダリストとなったそうです。
ベルファーストが世界に輩出した偉人たちの中には、文学者のみならず(シェイマス・ヒーニー、C.S.ルイスルイス・マクニースなど)、スポーツ選手も少なくないのでした!

ジョージ・ベストもジム・マッコートも、活躍したのは60~70年代。
テロが激しかった時代の当時のベルファーストで、人々に夢と希望を与え続ける真の英雄だったのでしょうね。

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コメント

じょーじべすと

ベルファストボーイ
すごくたのしく読ませて貰いました!

僕も北アイルランド行ってみたいです。
日本では5ポンド札は手に入らないんですかね?

naokoguide

じょーじべすとさんへ
読んでくださってありがとうございます。
ジョージ・ベストの5ポンド札、手に入れられるか調べてみます!
非公開コメント

naokoguide

アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。

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