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旅行者の気持ち

久しぶりに日本に帰ってくると、すっかり浦島太郎です…。

ダブリンも変化の激しい街ですが(私が数日イタリアへ行ってる間に、スターバックスが出来ていた!)、日本の場合は、流行や話題がすさまじい勢いで流れていく感じ。

私は東京に10年も住んでいたのですが、のどかなアイルランド生活を数年続けた末に、都市生活への適応能力をすっかり失ったようです。

・人ごみで、人にぶつかりまくる。
・水にあたる。
・地下鉄が怖い。
・空気の汚れに反応して、咳込む。


などなど。

また、何事につけても人の3分の一くらいテンポが遅く、反応がにぶいのです。例えば…

・駅の階段で、前方から大量に人が上ってくる。よく見ると、足元に矢印が張ってあり、私が逆流していたことに気づく。
・道を聞いても、出てくる地名・駅名がピンとこなくて、ノートを出して書き留めないと覚えられない。
・おしゃれな人がたくさんいて、ぼーっと見ていて人にぶつかられる。
・食事のあと、テーブルで支払おうとして、「レジでお願いします」と店の人に言わせてしまう。

・レストランやタクシーで、お釣りを「いいです」とチップであげようとして、妙な顔をされる。

などなど、見るからに日本人なのにこれだから、その様子は、ほとんど挙動不審者
アイルランドに来る日本人旅行者は、この不便を逆に味わっているのね~と、妙に納得。

アイルランドのお水はおいしいのに、たまにお腹をこわす人がいるのも、わかる(慣れない水+疲れ)。
バスの乗り方など、メモを取りながら何度も念を押して聞いてくる人の気持ちも、わかる(私に簡単でも、みんなにはムズカシイ)。
歩くのが遅いのも、わかる(街や人を見てるんですね~)。
チップを置かないのも、わかる(習慣がないんだもんね~)。

アイルランドでは、いつも先頭を歩いているガイドのワタシ…。
久しぶりの日本滞在で、旅行者の気持ちや不便さを、よ~く味わったのでした!


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プロフィール

naokoguide

Author:naokoguide
アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。

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