昨日よりご案内しているグループさんは、
司馬遼太郎さんの『愛蘭土紀行』になぞらえて旅をしよう!という皆さん。

「街道をゆく」シリーズ〈30〉(2巻に分かれています)
私がアイルランドに関わり始めた10年ほど前には、アイルランド関連の書物は今ほど多くなく、
当時は私も、司馬さんのこの書を何度も読み返したものでした。
司馬さんが「アイルランド紀行」されたのは、
1980年代の終わり。
20年も前のことなので、
現在の「ケルティック・タイガー」によって豊かに変わったアイルランドとは、いろいろと事情が異なる部分が出てきています。
今回いらしたお客様も、観光一日目にして、早速それを感じられたようです。
それにしても、当時のアイルランドの様子を、司馬さんのような影響力のある作家さんが書きとめておいてくださって良かったと思います。
今のアイルランドとは違った部分が、逆に興味深く感じられます。
私も久しぶりに、再読してみようと思います。
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コメント
ロマーナ
今はローマに家族で住んでいます。ふと写真の「OSTIA ANTICA」の写真(ナオコさんの2年ほど前のイタリアへの旅行時の写真)を見つけ嬉しくなってしまいました。8月の初めに幼児を連れてアイルランドに行く予定です。ナオコさんのブログを見ていたら尚更、気分も盛り上がってきました。ブログの更新楽しみにしています。
2007/07/17 URL 編集
naokoguide
同じくガイド経験のある方に読んでいただけて、とっても嬉しいです。
2年前に姉とローマへ行った時は、おいしいものをたくさん食べました。アイルランドもおいしいけれど、やはりイタリアはいいですね~。
あの時にローマで買ったブーツは、今も仕事で大活躍しています!
ロマーナさんのアイルランド滞在が、楽しいものになりますように!
2007/07/18 URL 編集