ダブリン作家博物館(Dublin Writers Museum)の「作家のギャラリー」にて、M様ご夫妻の
ケルティック・ウェディングをコーディネートさせていただきました。
まるで少女漫画から抜け出してきたかのような、
ハンサムな花婿さんと愛らしい花嫁さん!
18世紀の歴史的建造物である作家博物館のギャラリー。作家たちの肖像画&胸像が見守る中で、永遠の愛を誓い合うお2人…!
ケルティック・ウェディングは、自然に見守られてのセレモニーなので、
通常は屋外でのお式(アラン諸島、タラの丘、マナーハウスのガーデンなど)を薦めさせていただいています。
今回は、花嫁さんが日光アレルギーでいらっしゃること、またオスカー・ワイルドなどアイルランド文学に特別な思い入れがおありとのことで会場を吟味した結果、ダブリン作家博物館のギャラリーに行き当たったのでした。
(外はあいにくの雨模様。室内で挙げることにして良かった~)

「白とグリーンのブーケを…」というご希望でお作りした
ウェディング・ブーケモロイ司祭が執り行うケルト式セレモニーの室内バージョンは、屋外でのお式に劣らず素晴らしく感動的。
キャンドル(火の象徴)、泥炭(土の象徴)、鳥の羽(空気の象徴)、湧き水(水の象徴)を使って、自然界からの祝福を授ける儀式が大変印象的でした。
さらに、作家博物館という特別な場所でのセレモニーにちなんで、
W.B.イエーツの詩を朗読して下さったモロイ司祭。気の利いたパフォーマンスに感激!

司祭が朗読して下さった詩はこちら。私も大好きな、イエーツ初期のロマンチックな作品です。
He Wishes For The Cloths Of Heaven
HAD I the heavens' embroidered cloths,
Enwrought with golden and silver light,
The blue and the dim and the dark cloths
Of night and light and the half-light,
I would spread the cloths under your feet:
But I, being poor, have only my dreams;
I have spread my dreams under your feet;
Tread softly because you tread on my dreams. (日本語訳は
こちら)
ケルト式のお式に立ち合わせていただく度に、いつも
カップルさんの幸せをポチリポチリと分けていただいている気分~。
素敵なお式を執り行って下さったモロイ司祭、協力して下さった博物館のスタッフの皆さん、ありがとうございました。
M様ご夫妻の末永いお幸せを心よりお祈りしております!
プロのカメラマンによる記念撮影。肩を寄せ合う仲睦まじいお2人…
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ケルティック・ウエディングに関するお問い合わせは
こちら。
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過去のケルティック・ウェディングのブログ…
アラン諸島・その1、
アラン諸島・その2、
タラの丘
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コメント
higashimoto/keiko
天国の布は素晴らしいです。まだ多くよんでいませんがこの詩人の特徴は テーマはなんとお考えですか?イェーツ以外に最近の詩人でお気にいりの詩紹介してください。私は英国のKETATSという詩人の詩がすきです。御返事ください。
2008/12/16 URL 編集
naokoguide
また、これは!と思うような話題があれば、ブログでご紹介するようにしますね。
2008/12/18 URL 編集
keiko higashimoto
2009/07/15 URL 編集
naokoguide
ご無沙汰しております。こんにちは!
イエーツの詩ですね、もうちょっと長いものでお気に入りのもの、今度時間が出来次第、ご紹介いたしますね。
最近、文学ネタにあまり触れていなかったですね。また何か思いつきましたら、書かせていただきます。
いつも見てくださり、ありがとうございます。またお目にかかれます日を楽しみにしています!
2009/07/21 URL 編集