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横浜外人墓地のケルティック・クロス

姉のお友達Oさんのご案内で、3人で横浜散策。
横浜っ子のOさんは、今年の夏にお母様とご一緒にダブリンに来て下さり、ダブリンをとても気に入ってくださった方です。

元町、外人墓地、中華街、そしてシーバスに乗って横浜港の夜景を眺めました。
クリスマスのイルミネーションがとてもきれいで、大感激。

外人墓地では、十字架に円を組み合わせた形のケルティック・クロスの墓標をたくさん目にしました。

シンプルなこんなクロスや、

celticcross1


組み紐のような文様がデザインされたこんなクロスもありました。

celticcross2


celticcross3


おそらく、アイルランド出身、もしくはスコットランド出身者の墓所なのでしょう。

アイルランドやスコットランドなど、ケルト人がいた場所に多いこの十字架は、今年の愛知万博アイルランド・パビリオンのメインの展示となっていたもの。
もとはキリスト教の修道院や、村の広場などに建てられていたものが、イギリス支配時代に廃れてしまい、19世紀になって墓碑としてリバイバルしたという歴史的な背景があります。

横浜外人墓地が出来たのが19世紀半ば。一体どんな人の墓所なのか調べるまでには至りませんでしたが、異国の地で、死後もアイリッシュ(またはスコティッシュ)としてのアイディンティーを留めたいという想いだったのでしょうか。

ケルティック・クロスの由来については諸説あります。

説1…キリスト教と古代太陽信仰、または、火・水・風・土の宇宙の4代元素との融合のしるし。

説2…ギリシャの十字架(横棒が2本)から派生。

説3…木作りだった頃、2本の木の繋ぎ目がグラグラするので、支えとして金具を入れたのが、のちにデザイン化した。


…などなど。説3の、機能的事情がデザイン化したというのは、なかなか面白いですよね。

日本国内を観光していても、どうしてもアイルランド的なものが目についてしまうワタシ。これはもう、職業病+アイルランド病にまちがいなしですね~。


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naokoguide

アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。

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