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『ノーマル・ピープル』にも映った、ダッチビリー洋式を残すカフェ

シティセンターにちょっとだけ用事があり、ジョギングをかねて走って行きました。
用があったのは、コロナ禍を経て歩行者天国になったケイプル・ストリート(Caple Street, Dublin 1)。ここは移民系の店が混在する下町で、おしゃれなイメージはまったくなかったけれど、久しぶりに行ってみると車がなくなって広々、ベンチや花壇が設置されてなんだかいい感じに。とくに通りの北の方、感じのいいレストランやカフェがあるではないですか。

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居心地良さそうなカフェを発見。私のジョギングは途中でお茶休憩が入ります(笑)

ミッシュマッシュ(Mish.Mash, Caple street, Dublin 1)というこのカフェですが、建物を見上げると、今やダブリンからほとんど失われたダッチ・ビリー洋式。
17世紀末~18世紀初頭、ダブリンがまるでアムステルダムの街かのようだった時代がありました。ファサード上部が弧を描く、オランダ式ファサードが流行ったのです。その後、最上階が水平なジョージ王朝洋式の波に押され、建て替えらたり、前面に別ファサードが据え付けられたりして失われ、現在はスミスフィールド(Smithfileld, Dublin 7)近くに一部が残るのみ。ダブリンでは貴重な建築なのです。

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とてもおいしいフラットワイト・コーヒーでした。ウェハースはちょっとしけってたけれど(笑)

ふとテーブルの横のブラックボードを見ると、「ノーマル・ピープルのロケーション」と書かれていました。聞けばこのカフェの前であるシーンが撮影されたそう。
コロナ禍初期に一世を風靡したドラマ「ノーマル・ピープル(Normal People)」(邦題は「普通の人々」)。私もすっかりはまっていたものです。家に戻って調べてみると、当時ロケ地ハンティングしたときに、ケイプル・ストリートのいったいどこのなか探せなかった場所がここでした。第7話でタバコをふかすマリアンとコネルがお茶するシーン。撮影当時は通りは車道で、カフェの外観も今とはかなり違っていましたね。
こちらのサイトを参照→We visited Normal People's iconic filming locations(entertainment.ie)

シティセンターまで往復してずい分走った気がしたけれど、途中で用事を足し、お茶したからそう感じただけで、走行距離はほんの7キロ。ダブリンって歩いたり、走ったりして駆け抜けられるくらい、小さな街なんだなあとあらためて感じたのでした。

※「ノーマル・ピープル」関連の過去ブログ
ドラマ『ノーマル・ピープル』のロケ地、秘密のデートの場所ストリーダ・ビーチへ(2023年4月)
スライゴ&ダブリンが舞台のTVドラマ『ノーマル・ピープル(Normal People)』(2020年5月)
『ノーマル・ピープル(Normal People)』のマリアンとコネルのその後…!(2020年5月)
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アイルランド公認ナショナル・ツアーガイドの山下直子です。2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、アイススケート、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。長野県上田市出身。

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