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ダブリンのセント・パトリックス・パレードを見物

Happy St. Patrick's Day!☘

過去のセント・パトリック・デーを思い返すと、この日の天気はすごく良いか、すごく悪いかのどちらか。素晴らしい晴天の年もあれば、暴風雨や雪に見舞われた年も。
それを思うと、今年はなんとラッキーだったことでしょう。寒さをみじんも感じさせない晴天に恵まれ、日本からの総勢10名のグループさんと、ダブリンのセント・パトリックス・デーのパレードを楽しく見物しました。

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オコンネル橋を渡ってやってくるパレードが正面からバッチリ見える桟敷席に同席させていただき、イヤホンガイドで実況アナウンスを日本語に通訳。パレードの先陣をきって行進してきたのはアイルランド軍の皆さん

セント・パトリックス・デーはアイルランドにキリスト教を布教した聖パトリックの命日。アイルランドの国民の日ですが、この日にパレードを行う習慣はアメリカ発祥です。18世紀、ニューヨークのイギリス軍に所属していたアイルランド兵が、移民仲間を集めるために、祖国の音楽に合わせてこの日に行進したのが始まりと言われています。つまり、アメリカから逆輸入されるかたちで、本国でもお祭りパレードが行われるようになったんですね。
当地での歴史はまだ30年弱と浅く、ダブリンで行政主導のパレードが初めて行われたのは、アイルランド経済が上向きになり始めた1996年。今や北アイルランドを含む全土の主要都市、町や村でも行われるようになりましたので、今の子どもたちが大人になる頃には、すっかりこの国の伝統いなることでしょう。

今年のダブリンのパレード参加者は4200人と、過去最高規模だったそう。
軍隊に続き、馬車に乗ったダブリン市長、警察、消防、グランドマーシャルのパトリック・キィルティー(Patrick Kielty)さん(アイルランドの長寿トーク番組、Late Late Showの人気司会者)が。そのあとに続いて、アメリカからのマーチングバンド、国内各地からの山車、ダブリンの海外コミュニティーの皆さんの民族色豊かなダンスなどが約2時間にわたり、シティセンターをにぎやかにパレードしました。

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14団体参加したというマーチングバンドのほとんどがアメリカの高校・大学のチーム。○○州で1位になりました、○○でも行進しました、など輝かしい実績がアナウンスされ、びしっと足並みそろった見事な演奏&行進ばかり

桟敷席で見物しているのはアメリカ人がほとんどで、我が子の晴れ姿をひと目見んと、大挙してやって来た保護者の皆さんたちがいっぱい。

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一方でアイルランド人の山車は足並みはあまりそろっていないけれど、クリエイティブそのもの。こちらはダブリンのカモメ

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ダブリンのパレードへ参加の常連、北西部ドネゴール県イニシュオーエン半島の皆さん。今年のテーマは昆虫の世界🐛

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要領がわかっている地元の人たちは有料の桟敷席を買わず、沿道で見物する人多し。お子さんたち、いい場所に立てて良かったですね!

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ケルト神話のダーナ神族も登場。戦いで右腕が切り落とされ、銀の腕になったヌアザの神様だ!

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地球や海洋の環境保全をテーマにした山車も多く、こちらはニューロサイエンス(神経科学)がテーマで、丸いものは粒子らしい。難しいテーマに、WOW!

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アメリカ人の立派なマーチングバンドの背後に…いた~、アイルランドの元祖ポテトチップスのゆるキャラ、ミスター・テイトーが!このミスマッチ感がたまりません(笑)。テイトーは1954年創業、今年はミスター・テイトーの70歳のお誕生で、パレード初参加だそう

今日は東京でも、ロンドンやシカゴでもパレードが行われたそうですが、ダブリンの盛り上がりを感じたい方、動画をつなげましたのでどうぞ。↓



パレードの先頭が到達するまでの待ち時間には、実況アナウンサーが賞品付きのクイズで盛り上げてくれました。私もアメリカ人に負けじと思い切り手を挙げて答え、Tシャツをゲットしてお客様にプレゼント。
「聖パトリックの命日はいつでしょう」、「3月17日!」という、難易度低めのクイズでしたが。(笑)

お客様も皆さん、グリーンの服やアクセサリーを身に着け、桟敷席へ歩いて行く途中にさらに買い足したりして、お祭り気分を楽しみました。パレードも喜んでくださり、良かった。
こういうイベントのご案内は、人混みやお天気など心配ごとが多いのですが、おかげ様でつつがなくご案内出来、ひと安心です。また来年も日本から見物ツアーさんをご案内できるといいなあ。
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アイルランド公認ナショナル・ツアーガイドの山下直子です。2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、アイススケート、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。長野県上田市出身。

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