もうすぐ日本へ発ち、年内は戻って来ない私のために、家が近い友人たちがフェアウェル・ドリンクに集ってくれました。近所のお気に入りのピザ&クラフトビールの店、ザ・サーキュラー(
The Circular, Dublin 8)にて。
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時代はピザとクラフトビール、そしてカクテルも!(ザ・サーキュラー)(2023年4月)

友人ディヴィッド、キーラ、スティーヴンと。ディヴィッドはIAP、キーラは赤ワイン、スティーヴンは(いつも必ず!)ギネス、そして私はウィスキーサワーと、4人とも好みが見事にバラバラ!
いつものことながら、まあ、よくしゃべりました(笑)。キーラとスティーヴンが今夜なぜ飼い犬を連れてこなかったのかという話に始まり(ここは飼い犬連れOKの店)、先日ダブリンマラソンを見事なタイムで完走したディヴィッドの武勇伝、1月のスキー旅行の展望(残念ながら今回私は不参加)、これから冬になろうというのにスティーヴンの庭では今またラズベリーやイチゴが実っていることや、高齢になっていく親の健康状態への懸念など、話題は多岐に。
中でもいちばん盛り上がったのは、先月日本へ3週間旅行してきたばかりのキーラの「不思議の国ニッポン」体験談でした。
東京、箱根、大阪、広島などを訪れ、旅行中、「ナオコはこんな洗練された国で生まれ育ったのね!」と感激のメッセージをくれたキーラ。びっくりすることの連発だったようで、やはり日本を旅したことのあるディヴィッドとスティーヴンに、「列車の座席がいっせいにクルリ180度回転するのよ、あなたたち、見た?」と、まるで日本で決して見逃せないポイントがソレであるかのように、興奮して話していたのが可笑しかったです。「ボクは見てない…」とディヴィッドがガッカリしてしまったのも(笑)。
また、「ジャパンはほんとうにジャパニーズだらけだったわ」というコメントも。観光客以外の外国人がほとんどいない、という意味です。今やコスモポリタンな都市となったダブリンに住んでいると、東京のような大都市でさえも外国人が少なく、日本しかいない!と驚くのかもしれません。
一方で、???なことも多かったよう。キーラがしきりに不思議がっていたのは、ホテルのチェックイン・エリアや店のレジにどうしてあんなに人がたくさんいるの?ということ。日本はハイテクな国だからなんでもオートマティックなのかと思っていたけど、(サービスを提供する場面で)未だに人が動いてバタバタやっていて驚いたわ、と言っていました。
私は一時帰国してそういう場面に遭遇すると、かつて90年代によく行っていた東南アジアの国々を思い出します。人件費が安い国ならでは。
以前に日本に来たディヴィッドは軽自動車がやたらと多いことに驚き、フルーツが美味しいことに感激していました。別の友人アンマリーはデパ地下のパン屋さんに驚喜していたっけ。
私たちには当たり前のことがこんなに珍しいだなあ、と驚かされます。
いずれにしても、どこもかしこもクリーンで整っていて、人々はフレンドリーで素晴らしかったわ!とのこと。何もかもが異文化なワンダーランド、ジャパンは、今アイルランド人のホリデー先としても大人気です!
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