夏のいっときに仕事が集中するガイド業。ご依頼が同じ日/同じ期間に重なり、「すでに別のご予約をいただいているため残念ながら…」とお断りせざるを得ないことも多々あるのですが、今日は3つの依頼がうまい具合に時間差ではまり、1日で3件の仕事をこなすという稀有な日でした。
ダブリン空港で大学生グループさんの送り出し業務を2件したあと、シティセンターに移動して別のグループさんの市内観光。
チェックインで問題があったりしたらアウトだなあ…と内心ドキドキしつつも、幸いスムーズに運び、移動時間にお釣りがくるくらい余裕があって良かった。
空港のチェックインカウンターでいつもチョロチョロしているので、日本人がよく利用する航空会社の人に顔を覚えられている私。「君のお客さんなら問題ないよね~」と便宜を図ってもらえたのも嬉しかったです。
アフターコロナの観光シーン。空港も、ホテルも、観光地もスタッフが多く変わってしまい、以前のようにツーカーでことが運びにくくなりました。要するに、勝手な言い分ではありますが、私のことを知らないスタッフが多くなり、顔が効かないのです。
思いがけない対応をされて、え?そんなこと、このワタクシに言うわけ?「この道20余年」の看板が目に入らぬか!…って気持ちになるものの、ベテラン風を吹かせるイヤな人になってはいけないっ!とナイスな人でいるように努めています(笑)。古き良き日々は終わったのです!
でも、今日の空港での対応で、そんなニューフェイスの皆さんとも徐々に関係ができてきたのかも…と嬉しくなりました。
さらに今日は、空港内レストランでも、空港→市内のシャトルバスでも職員割引をしていただけてラッキー。本来は空港職員が割引対象なのでしょうが、ツアーガイドも仕事で空港を利用しているのだからいいのよ、と、首から下げているガイド証を見て割り引いてくれるスタッフもいるのです。
最近ついぞそういうことがなかったので、ああ、新しいスタッフの皆さんにも「ツアーガイド」という人種がが認識されてきたのね、とアフター・コロナのぎくしゃく感が少し払拭された気がして嬉しかったです。

我が軒下のフューシャ(fuchsia=ホクシャ)。この夏、挿し木をもらって植えた子です♪
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