今日はダブリンに滞在中の日本の大学生グループさんのアテンドで、GAA(ゲーリック体育協会)の地元クラブへ。
アイルランドの伝統スポーツであり国技でもあるゲーリックゲームについて学び、体験するプログラムに通訳として同行するという楽しい仕事でした。
地元クラブの名コーチに加え、今年のゲーリックフットボール全国大会で優勝したダブリン県代表チームから
トム・ラヒフ(Tom Lahiff)選手も登場。スーパースターを間近で見てしまった!
GAAの成り立ちや歴史、2大国技のゲーリックフットボール/ハーリングのルールや特徴はもちろん、3000年の歴史がある世界最古のスポーツであることや、プロではなくアマチュア制なため、選手たちは賞金のために勝利を目指しているのではないことなどがスライドと動画を使って説明され、学生さんたちから「ほ~」とか「うわ~」と歓声があがりました。
現在ゲーリックゲームの競技人口は全世界で50万人にのぼるそう。アイルランド国内に2200、国外に400のクラブチームがあるとのことですが、北海道サイズの国土&人口700万人強の島に2000を超えるチームがあるってすごくないですか。
日本の学生さんたちにとっては、見るのも聞くのも、もちろんプレイするのも初めてのスポーツですが、皆さん積極的にチャレンジ。小1時間ほどの体験で基本スキルを習得し、もう数日練習すれば地元チームでプレイできるのでは?とコーチに褒められる生徒さんも。さすが若い人たちは覚えが速いですね~。

まずはゲーリックフットボール体験。いつの間にか地元の子どもたちが集まって来て、初めてプレイする日本人に大きな歓声と声援を送ってくれました。みんなカワイイ💓

続いてハーリングにも挑戦。トネリコの木から作られるスティックで球を操る、世界最速の陸上競技です
通訳させてもらったおかげで、私も良い勉強に。技やルールについてこれまで?だった部分が、なるほど、そういうわけだったね~と解決。今後はゲーリックフットボールもハーリングも、より興味を持って観戦できそうです。
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