来月、東京都内で「アイルランド映画祭」が開催されます、との嬉しいお知らせをいただきました。
約2週間にわたり、新旧のアイルランド映画6作品が上映されます!
上映作品&スケジュールはこちら→
アイルランド映画祭2023年6月2日(金)~15日(木)/角川シネマ有楽町にて

往年の名作『静かなる男(The Quiet Man)』はもちろん、『ザ・コミットメンツ(The Commitments)』や『シング・ストリート 未来へのうた(Sing Street)』、そしてパンデミック中に公開された『恋人やアンバー(Dating Amber)』や『ベルファスト(Belfast)』も。
日本初上映の、先日アカデミー賞を受賞した短編『アイリッシュ・グッドバイ(An Irish Goodbye)』や、ドキュメンタリー映画『ステップス・オブ・フリーダム(Steps of Freedom:The Story of Irish Dance)』も注目です。
『ステップス・オブ・フリーダム』は先月RTEで2部に分けて放送されたのを見たばかり。(アイルランド国内在住の方はRTE Playerで視聴できます)
アイリッシュ・ダンスの歴史は、19世紀以降のアイルランド人移民がアメリカへ伝えて…といった部分はよく知られていますが、それ以前のことはこれまであまり伝えられてこなかったと思います。古代儀式との関連、17世紀のクロムウェルの侵略による影響、18世紀のダンス・マスターの存在など非常に興味深い内容に感激。なぜ直立不動で踊るようになったのか、このドキュメンタリー映画を観て初めて腑に落ちました!
小国ながら映画制作が非常に活発なアイルランド。これを機にぜひ、アイルランド映画に親しんでいただけたら嬉しいです。
鑑賞は予約が必要なのかな?ウェブサイトを見た限りではわかりませんが、ご興味のある方はぜひ問い合わせてみて&足を運んでみてはいかがでしょう。
※上映作品に関する過去ブログ
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『イニシェリン島の精霊』オスカーならず、でも短編映画『アン・アイリッシュ・グッバイ』が受賞(2023年3月)
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映画『ベルファスト(Belfast)』、北アイルランド紛争と郷愁と…(2022年2月)
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明日から日本公開、『恋人はアンバー』がいい!(ジミーとウナも登場)(2022年11月)
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シング・ストリートは実在します!…ロケ地いろいろ(2020年5月)
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お城のふもとのホテル、ダナハーズ(2017年4月/『静かなる男』のロケ地、コング関連)
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