フィンランドのクオピオ(Kuopio)でのスケート大会を終え、昨晩、スウェーデン北部のルレオ(Lulea)という街にやって来ました。
明日ここで開催される、シー・アイス・クラッシック
(Sea Ice Classic)というスケート大会に出場します。
北緯65度に位置するルレオは、あともう1度で北極圏!…という極北の地。
スケートついでに、もしやオーロラも見えちゃうかも?と内心期待していなかったわけではありませんが、まさか到着して数時間のうちに、ホテルの部屋の窓から見えてしまうとは思いもよりませんでした!

ぼわ~んと出てきたグリーンの光が薄くなったり、濃くなったり。ヒラヒラと舞うように動き、位置や形を変えながらかなり長い時間見えました
滞在2日目となる今日は、レストランで食事をして表に出たとたんにヒラヒラが。

ルレオの街と凍ったボスニア湾の上空をグリーンの光が舞います

時には空の真上でヒラヒラ

オーロラの光を全身に浴びて、明日の大会に向けてエネルギーチャージ!私が立っているのは凍った海、ここを滑ります!
オーロラを見るのは生涯で4度目ですが、色も光もこんなにくっきり見えたのは初めて。
一度目は添乗員をしていた90年代、ロシア上空で飛行機の窓から。2度目は20年ほど前、なんとダブリンで、スライゴ/ドネゴールで出たオーロラの端っこを目撃。そして3度目は、
5年ほど前にアイスランドで。
いずれも色は白っぽく、雲と見間違うくらいぼんやりした光だったので、今回のように肉眼で色を見るのは初めてで感激しました。
チームメイトのヤマダさんが、ホテルの部屋から撮影した動画をシェアしてくれました。まるで躍るように動くグリーンの光が、不気味なほどに幻想的。
地元の人の話では、ここでは冬にはしょっちゅう見えるそう。とは言え毎日見えるわけでないでしょうし、短い滞在のうち2夜連続で、しかもオーロラを見にわざわざ暗いところへ行くでもなく、こうして街中でふと見えてしまったことに感激。なんという幸運でしょう。
思えば昨晩、ヤマダさんが夕食時に「Northern Light(=オーロラ)」というルレオの地ビールをお代わりしておいしそうに飲み干したのが運の尽きだったかもしれません!😆
昨日今日のオーロラはパワー最強だったようで、実はここルレオより10〜14度も緯度の低いアイルランドの空も染め上げたよう。
アイルランドでオーロラが見えるとしたら、通常ドネゴールやスライゴなど北西部の暗い場所ですが、昨晩はダブリン上空や内陸部、南はウォーターフォードでも肉眼で見えたそうです。
写真を見る限り、ルレオで私たちが見ているものよりきれいなくらい!
明日は朝から大会なので、もしも今夜、夜通しオーロラが出ていたらどうしよう…と贅沢な心配をしましたが、幸いにして空が曇り始めたので、安心して眠れそうです!(笑)

我らがチーム、ダブリン・ジャイアンツ!クオピオに続き、ルレオでも目指せ完走!私は60キロ、ヤマダさんは100キロを滑ります⛸⛸⛸
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