来週から、国外でのスケート大会遠征、それに続きガイドの仕事…と忙しくなるので、3月はじめに予定されている2つのオンライン講座、「
C.S.ルイスとベルファーストと「ナルニア国」」、「
アラン諸島を訪ねて」の準備を早めに行っています。
この2~3日、朝から晩まで家にこもり、「C.S.ルイスと「ナルニア国」」のラストスパート。今晩をもってほぼ完成し、あとは何度か見直しして、手直しするのみとなりました。あ~、スケート大会に行く前に出来て、良かった~。
前回のW.B.イェイツの講座終了から2週間、『ナルニア国物語』全7冊を読みかえすところから始め、楽しくも長く深~い、深~い、ナルニアの谷間なのか海なのかにどっぷり浸り込み、ようやくはい出てきた気分(笑)。
私なりの始まり(導入)と終わり(結論)を見出しましたが、それも何通りも浮かび上がってきて、大いに悩み、思考する日々でした。
映画や文学のゆかりの地に関する講座はいつも、作品を見たり読んだりしていない方も楽しめるように…と思って準備していますが、今回の「ナルニア」に関しては、全7巻のうち、出版順の第1巻である『ライオンと魔女』だけでも事前に読んでおいていただくと、より楽しめるのではないかと思います。登場人物の名前が出てきたときに、そうそう、って親近感がわくだけでも違うと思いますので。
「ナルニア」は全7巻を読んで分かる!といった「謎解き」めいた伏線が多いので、これから読む方のために、ネタバレしないようにお話するよう努めますので(!)、残りの6冊は講座後でも。
『ライオンと魔女―ナルニア国ものがたり〈1〉』C.S.ルイス (著)、ポーリン・ベインズ (イラスト),、瀬田 貞二 (翻訳) 、岩波少年文庫2005年に公開された、実写版の映画もあります。あのときに、プチ・ナルニア・ブームがあったんですよね。
個人的には原作を読んでから観る方がいいと思いますが、ストーリーそのものは原作を大切にして作られている印象です。映像になってしまうとどうしてもイメージが異なる部分も出てきますが、ポーリン・べインズのオリジナルの挿絵そっくりのシーンやキャラクターが多かったのは嬉しかったです。
配信はアマゾンプライム、ディスニープラスなど。『ライオンと魔女』のほかに、続編がもう2作あります。(2作目は、う~ん…。3作目は好きでした)
ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女(アマゾンプライム)映画は2作目以降の興行収入が思わしくなく、4作目の制作途中で中止され、そのままになってしまいました。
2018年にネットフリックスが全7作の興行権を買ったことが報じられ、再制作中のようですから、近いうちに、新たなナルニア実写版が観られるかもしれません。そうなったら、『ゲーム・オヴ・スローンズ』みたいに、ナルニアもブームするかも?
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