一昨日のことですが、友人たちを誘って北アイルランドへアイススケート&ボウリング、そしてアイスホッケー観戦に出かけました。
まずは、以前にも行ったベルファーストのダンドナルド・アイスボウル(
Dundonald Ice Bowl, Belfast, NI)へ。アイルランド島唯一の通年オープンの屋内アイススケート・リンク、ボウリング場、ゲームセンターを備えたファミリー・フレンドリーな複合施設です。
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ベルファーストでアイススケート!(2021年12月)

アイスホッケーにも使用可能な本格的リンク。日曜だったのでお子さん連れファミリーで大賑わい
はるばる国境を越えて来た甲斐あって、氷の状態がとても良く、滑る、滑る。スケート初心者の友人たちも楽しんでくれたようで良かったです。

毎度のごとく、氷上なのに汗だくになり、帽子を取って滑る、滑る~。フィンランド&スウェーデンでのスケート大会出場まであと3週間です!
スケートに続き、ボウリング大会。ボウリング…って、何十年ぶり?アイルランドでした覚えはないので、最後にしたのは日本だったと思いますが、軽く25年は経っていると思います。

全体的にボールが重い(軽いものが少ない)。日本では靴も専用のものを借りなければならなかったと思いますが、こちらでは自分の靴でOK。大らかですねー
久しぶりですっかり忘れちゃって、ガーター連続した後にいきなりストライクだったり。でも、スペアがなかなか取れない。要するに、うまく投げられたときはまぐれってことですね(笑)。名プレー&珍プレー続出で盛り上がりました。
この、アイススケート&ボウリングという、80年代っぽい組み合わせが貴重。ダブリンにもこういう施設があったらいいのに、って思います。
さて、スケート&ボウリング終了後は、SSEアリーナ(
SSE Arena, Belfast)へ移動。せっかくベルファーストまで来たのだから、ベルファースト・ジャイアンツの試合を観ないで帰るわけにはいきません!
アイルランド島唯一のアイスホッケーのプロチームで、過去数シーズンにわたりUKエリート・リーグのチャンピオンの座を保持し続けている、現在UK最強のチーム。
ウィンタースポーツの伝統のないアイルランドにアイスホッケー・チームがあることに驚く方も多いかと思いますが、なぜアイルランドに、しかも北アイルランドに設立されたのか。その成り立ちは北アイルランド紛争の終結と和解が関係しており、ベルファーストの街や暮らし再生への想いが込められています。
その辺りに事情については、過去ブログに書いていますので、ご参照下さい。
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北アイルランド和平の象徴、ベルファースト・ジャイアンツのアイスホッケー観戦!(2021年12月)
この日は、UK最古のプロ・ホッケーチームだという、スコットランドのファイフ・フライヤーズ(Fife Flyers)を迎えてのゲーム。約1万人収容のSSEアリーナを埋め尽くす熱気たるや凄まじく、ちびっ子ファンもいっぱい。

私もジャイアンツのユニフォームを着て、みんなに合わせて「Let's Go Giants‼」
ジャイアンツがスコアするとこんな感じに沸き立ちます↓
(スコアする毎に鳴らされる汽笛をお聞き逃しなく。スポンサーがフェリー会社のステナライン(Stena Line)だから・笑)
各ピリオド(試合時間、各20分)の間に15分間の休憩があり、さまざまな余興が行われるのですが、そのほのぼのした盛り上がりがたまりません。
前回観に来た時は羽生くん(と勝手に読んでいたフィギャアスケーター)が登場しましたが、今回はくじ引きやクイズ大会、スポンサーのサブウェイのサンドイッチ・マシンガンでした。観客席にサンドイッチがランダムに飛んでくるのです!(斜め後ろの席に座っていた女性が、小さな子どもを片手に抱えたまま、いとも簡単にキャッチしたのにはびっくり・笑)
そして、ジャイアンツのマスコットも登場。チーム名の由来となった北アイルランドの名所ジャイアンツ・コーズウェイ(Giant's Causeway)の伝説の巨人フィン・マックールと、最近新たに加わったいとこのフィヌーラです。

くじ引きのお手伝いに登場したフィンとフィヌーラ。子どもたちが「フィン~、フィヌーラ~!」と声をあげて大熱狂。彼らとツーショット写真を撮るのが私の夢ですっ(笑)
試合は9‐4でジャイアンツの勝利。スケート、ボウリング、そしてホッケー観戦と盛りだくさんの冬の一日に心地よい疲れを感じつつ、昇り始めた満月を眺めながら大満足で岐路につきました。あ~、楽しかった!
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