来月から3回にわたり行う、NHK文化センターさんのオンライン講座「文学ゆかりの地で歩く、ケルトの島アイルランド」の再告知です。
告知が早かったのでなんだか私自身も忘れそうで…笑。
初回は2月4日(月)、「W.B.イェイツの創作の源、スライゴ」。なんと今年は、イェイツがアイルランド人として初のノーベル文学賞を受賞して100年という節目の年。
イェイツ作品の舞台となったスライゴを中心に、アイルランドの魅力をご紹介するとともに、オカルト好きで、日本の精神世界に深い憧れを抱いていたイェイツの素顔にも迫りたいと思います。
ご一緒にイェイツ探求しながら、アイルランドめぐりを楽しみましょう!

【第1回 2月4日】W.B.イェイツが生涯にわたり愛し、創作の源としたスライゴのベンブルベン(Ben Bulben, Co. Sligo)。「異界への入り口」がここにある?
3回連続でご参加いただくとより楽しんでいただけますが、取り上げる作家が各回ごとに異なりますので、ご興味のある回のみのご参加も可能です。見逃し配信もあり。
文学論というのではなく、作家や作品ゆかりの地という切り口でのアイルランド紹介がメイン。取り上げる作家の作品をお読みでなくとも、アイルランドの名所やカルチャー案内としてお楽しみいただけますので、どうぞお気軽にご参加下さい。
文学ゆかりの地で歩く、ケルトの島アイルランド
講師 アイルランド公認観光ガイド 山下直子
日時 2023年2月4日(土)、3月4日(土)、4月1日(土) 16:30-17:30 ※見逃し配信あり
内容 2月「W.B.イェイツの創作の源、スライゴ」、3月「C.S.ルイスの故郷ベルファーストと「ナルニア国」」、4月「ブロンテ姉妹父のルーツとシャーロットのハネムーン」
受講料 9240円(税込み)/各回3080円 ※入会金は不要です
主催 NHK文化センター 守口教室
詳細・お申込み方法→こちらをクリック
※1回ずつの受講可。「アイルランド」で 講座検索して ご希望の日を選んでください。(こちらの画面が開きます)

【第2回 3月4日】C.S.ルイスの生まれ故郷ベルファーストにあるC.S.ルイス広場(C.S. Lewis Square)のタムナスさん像。衣装だんすの向こうの世界「ナルニア国」は実はアイルランドだった!?

【第3回 4月1日】英文学の金字塔とも称されるブロンテ姉妹の文学的素養は、アイルランド出身の父方から来たのか?写真はシャーロット・ブロンテが訪れたカウンティー・ケリーのダンロー渓谷(Gap of Dunloe, Co. Kerry)
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コメント
sima-s
2年ほど前にナオコ様が紹介してくださった、日本の推理小説「アイルランドの薔薇」、そのとき大変面白く読みましたが、これも、スライゴが舞台でしたね。北アイルランド問題の説明が登場人物の話として分かりやすく織り込まれていました。登場人物の一人が「イェーツを研究する学生でスライゴに巡礼の旅に来ている」という設定でした(実は裏があったが)。人物がみなそれぞれ陰を抱えながらも魅力的で、アイルランドの良さが全編ににじみ出ていました。悲惨な話だけれど、ラストは大変温かく、今も胸がうずきます。ただ、良く飲まれるのはコーヒーじゃなく紅茶のはずで、それだけ残念でした(^^;)
いつも面白いものを教えてくださるナオコ様に多謝。
2023/01/19 URL 編集
北の国からSHIGE
NHKカルチャー講座を楽しみにしています。
講座の開始時間について、お尋ねします。
Naokoさんの何度かのご案内ではいずれも2月4日(土)、3月4日(土)、4月1日(土)16:00 - 17:00 とのご案内です。
しかし、NHKのカルチャー講座を見ますといずれも 16:30 - 17:30 となっています。
NHKの案内が正しいと受け取ってよろしいのでしょうか?
お尋ねします。
2023/01/22 URL 編集
naokoguide
まあ、予習までして楽しみにして下さっているなんて!とても嬉しいです、ありがとうございます😭
「アイルランドの薔薇」は受講者の方が紹介下さったかと思います。私も未読でしたのでアマゾンで購入しようとしたところ、当地には配達されない本だったので読めていません。イェイツが出てくると知り、俄然興味がわきました! もう一度探してみます。
教えて下さりありがとうございました!
2023/01/22 URL 編集
naokoguide
時間のご指摘をありがとうございます。おっしゃるとおり、NHKの案内が正しく、いずれの日も16:30〜17:30です。混乱を招き申し訳ありません。謹んで訂正させていただきます。
2023/01/22 URL 編集