
来週、観音崎公園(神奈川県横須賀市)にオープンする
横須賀美術館。
オープン記念イベントとして、
5月5日子供の日に「観音崎ガリバーファンタジー」が美術館中庭にて開催されます。
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観音崎とガリバーの以外な関係については、過去ブログをご参照下さい!>
アイリッシュ・ダンス、ガリバーたこ焼き(!)の販売、地元ヴァイオリニストによる組曲『ガリバー旅行記』の演奏など、楽しい企画がいっぱいのこのイベント。(当日のイベント詳細&スケジュールは
こちら)
今回のこのイベント、私もガリバー・アイルランド支局(←いつの間にやら)として、ちょっぴりお手伝いをさせていただいています。
この日に開設される
「ガリバー・ギャラリー」は、なんとアイルランド人&アイルランド在住日本人の子供たちが中心となって描いた「私のガリバー」ハガキ絵展。
この1ヶ月ほど、友人・知人を総動員して協力を呼びかけた結果、現在のところ、なんと約40枚ものハガキ絵が集まっています!(冒頭写真)
実は、日本では子供でも知っている「ガリバー」ですが、
意外にも本国アイルランドでは知名度が低いのです。
本来は大人向けの風刺小説ですし、日本で言ったら江戸時代の作品(『ガリバー旅行記』初版出版は1726年)ですから、こちらの人にとってはほとんど古典の部類…なのかもしれません。
アイルランド人の子供たちに絵を描いてもらうに当たり、
ガリバーと日本との関連を日・英で説明した用紙を配ってお願いしたのですが、それ以前に、「ガリバーって何?誰?」という子供たちも多かったようです。
ところが、この意外性が良かったのか、思いの他、
皆さんノリが良く協力的でで感激。
親子で楽しく描いて下さったり、これを機に『ガリバー旅行記』の絵本を読んで下さったりと、それぞれが楽しんで参加してくださったようです。
カウンティー・カーロウの全校生徒50人のある小学校では、
学校で「ガリバーの時間」を設けて、学校を挙げてハガキ絵の制作に当たって下さいました。
アイルランドからの友情のしるしとして、良いものをお送り出来そうです。
最終的には、
約100枚のハガキ絵が集まる予定。数日中には横須賀市へお送りして、展示の準備にかかっていただきます。
5月5日にお時間のある方、ぜひとも、
横須賀美術館でアイルランド画伯たちの絵をご鑑賞下さい!※イベントの最新情報は、
gulliver2009さんのブログ・ガリバー上陸300周年にて。
※以下、
集まっている作品を一部ご紹介いたしま~す!
ガリバーといったら、やっぱりこのシーンが有名(12歳・女の子)

日本へ行ったガリバー(13歳・女の子・お母さんが日本人)

ちょっとメキシカンな感じ…?(8歳・女の子)

ラグビー選手みたい…(高校生・男の子・日本語勉強中)

クマになったガリバー?(ダブリンの美大に通うセミプロの日本人画家・20代男性)
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