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路地裏のパン屋さん、ブレッツェル・ベイカリー

ジョギングの途中、ルート上にあるカフェに立ち寄り、コーヒーやデニッシュをテイクアウトしてひと休みするのが楽しみのひとつとなっています。
このところのお気に入りは、路地裏のパン屋さんカフェ、ブレッツェル・ベイカリー(The Bretzel Bakery, Lennox Street, Dublin 8)。

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ジョギング・コースのひとつであるグランドカナル(Grand Canal)近くの路地裏、赤いショップフロントが目印

1870年創業の歴史あるパン屋さんで、もともとユダヤ人が経営するパン屋さんだったそう。(この辺りはユダヤ人街でした)
150余年の歴史の中で持ち主が何度か変わり、廃業寸前となったこともあったようですが、2000年に学生時代からここのパンの大ファンだったというリマリック出身の男性が購入。彼の才覚と時代の後押しにより、国内外で数々の賞を受賞する人気のベイカリーに成長しました。

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店内にあるアイリッシュ・フード賞金賞のメダル

店舗は小さいですが、大量生産が可能な製パン工場を併設しているようで、ダブリン・エリアのさまざまな店へ卸売りもされています。近年、テスコやスーパーバリュー、フレッシュといった大型スーパーでも「ブレッツェル」ブランドの家庭用食パンを見かけるようになりました。

サワードウブレッドやブラウンブレッドなど焼き立てのおいしそうなパンがずらり。ケーキやデニッシュ、スコーンやマフィンも。
私自身は一斤全部食べ切るほどパン党ではないのと、若干小麦アレルギー気味なこともあり、ここで買うのはもっぱら一個食べ切りの菓子パンで、今はまっているのがこちら、ルバーブのデニッシュ。

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クロワッサン風のサクサク&モチモチ生地と、甘酸っぱいルバーブが美味しいのなんのって…😋 セント・ブリジッド・クロスみたいな手裏剣型もいいですね

毎日8時から16時まで。飲食スペースは限られており、小さなテーブルが一つか2つ、椅子はなくテイクアウトが主流。
今朝もこのルバーブ・デニッシュを楽しみに走り、8時の開店直後に焼き立てをいただきました~。

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昔のパン焼き釜を思わせる店内のインテリア
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naokoguide

アイルランド公認ナショナル・ツアーガイドの山下直子です。2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、アイススケート、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。長野県上田市出身。

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