昨日思いがけずタラの丘(Hill of Tara, Co. Meath)へご一緒した、ケルトの笛奏者・ぱとりさん。帰りの車の中でぱとりさんが所属する大学生4人組のアイルランド音楽バンド、Dé Domhnaigh(ジェドゥーナ)のCDを聴かせていただいたところ、伝統音楽かと思いきや、その枠を超えた新鮮かつ斬新なメロディにびっくり。
久しぶりに音楽を聴いて、鳥肌が立つような感動を覚えました。

CDジャケットもとても素敵。タイトルはいずれもアイルランド語で、「旅」を意味する「Turas」、「始まり」を意味する「An tús」。全曲オリジナルです!
普段好んで聴く音楽は80代歌謡だし、子どもの頃にお稽古事でピアノをかじったくらいで楽器の心得もない私には、アイルランドの伝統音楽ってどれも同じメロディーに聴こえてしまい、聴きどころというのか、盛り上がりどころというのがイマイチつかめないことが多いんです。パブで演奏しているのを見たり、演奏に合わせて踊るなら楽しいのだけれど、ただ聴くだけとなるとなかなか入り込めなくて…。
でも、コンテポラリーなアレンジを加えたルナサ(
Lúnasa)や、エスニックな要素が混ざり合ったリバーダンス(Riverdance)は大好き。ジェドゥーナはまさにその路線で、アイリッシュ・ミュージックを土台にしたオリジナルの世界感が炸裂!すっかりファンになりました♪

ディスクのデザインもめちゃくちゃカッコいい。ケルト十字と、曼荼羅みたいな文様にウサギがいっぱい(ウサギ好きには嬉しい♪)
バンド名の「Dé Domhnaigh(ジェドゥーナ)」はアイルランド語で「日曜日」の意味。演奏は「月曜日」っぽいパワフルさだけど、楽曲作りのプロセスはきっと「日曜日」感いっぱいの楽しさなのでしょうね。

ぱとりさんのサインをいただきました。アレンジされた笛の絵が、ちょっぴりラウンドタワーにも見える(笑)
すっかりお気に入りとなり、自宅でもBGMにかけさせていただいています。
ぱとりさんの大学生活も終わりに近づきつつあるとのこと。社会人になっても音楽を続けていくのはなかなか難しいことのようですが、アイルランド伝統音楽のミュージシャンはセミプロが基本。若い才能をますます花開かせて、今後もびっくり&鳥肌モノの音楽を作り続けていただけたら嬉しいです♪
DéDomhnaigh(ジェドゥーナ)のアルバムはCDは枚数が少ないとのことですが、デジタル配信されています。
★試聴・ダウンロード→
こちら★Spotifyでも配信→
こちらファーストアルバムの「Turas」はさわりだけYouTubeで視聴できます。↓
ジェドゥーナ公式Twitter
→
https://twitter.com/ddomhnaigh
DéDomhnaigh(ジェドゥーナ)公式instagram
→
https://instagram.com//de_domhnaigh
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