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リバーダンス、25周年記念ショーを鑑賞

コロナ禍で休止していたリバーダンス(Riverdance)の公演も、この夏3年ぶりに再開。
一昨日お客様とご一緒に鑑賞し、久しぶりにあの躍動感と興奮の渦に包まれました!

riverdance25anniv0722
リバーダンス開演直前のステージ。1871年オープンの、150年の歴史あるゲイアティ劇場(Gaiety Theatre, Dublin2)にて

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今年の公演は25周年記念ショー。始まりと終わりに映像にてリバーダンスの歴史が流れ、懐かしのジーン・バトラー&マイケル・フラッタリーの姿も。この演出は2020年に予定されていましたが、パンデミックで2シーズン休止したため、2年遅れで今年を25周年記念ショーにしたようです

1995年にダブリンで開始されて以来、日本を含む世界450以上の会場で上演され続けてきたリバーダンス。アイルランド発祥のダンスと音楽をベースに構成される約2時間のショーは、世界でもっとも興行的に成功したダンス・ショーと言われています。
そもそもの始まりは1994年、ダブリンで開催されたユーロビジョンソングコンテストの幕間に披露された7分間のパフォーマンスでした。ステージにずらり一列に並ぶダンサーたちがいっせいに激しいステップを刻む様が全世界を魅了し、翌年から約2時間のショー・ダンスに昇華したのでした。

「リバーダンス」=「川のダンス」のネーミングは、かつてアイルランド移民が川の流れのごとくアイルランドから流出し、それに伴い文化も流出していったことに由来しています。
リバーダンスが発祥した90年代半ば頃のアイルランドは、農村の暮らしから都市生活へ、伝統からモダンへと社会や文化が大きく転換していく時でした。上向きとなりかけたアイルランド経済に呼応して、それまでの川の流れが逆流。異国の文化をたずさえた人たちが流入してきて、伝統文化と異文化が化学反応を起こすのです。
リバーダンスというショーはそんな時代の流れの中で誕生したものであり、文化のクラッシュ/化学反応によって生まれた唯一無二のエスニックケルトショー。伝統的なアイリッシュダンスや音楽にモダンで前衛的な要素が加わり、フラメンコダンス、コサックダンス、アメリカのストリートダンスなど世界のダンスと共演しながら華やかなフィナーレを迎えていく、その迫力たるや、小さな川の流れが渦巻きながらひとつに合わさり、大きな川の流れとなって観客席に押し寄せてくるかのよう。

さらに言うならば、リバーダンスの源流はもっとさかのぼることが出来、80年代以前のアイリッシュミュージシャンたちよるバルカン半島の民族音楽との融合がそれに当たります。それについてはご興味あれば過去ブログをご参照下さい。→リバーダンスの源流、マケドニアとアンディ・アーヴァイン(2021年9月)

今年のリバーダンスのダブリン公演は9月11日まで。この期間にダブリンにいらっしゃる方はぜひ!
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アイルランド公認ナショナル・ツアーガイドの山下直子です。2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、アイススケート、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。長野県上田市出身。

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