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ベトナムコーヒーとベトナム料理の店、ジョリンズ

通訳に行っている職場でなぜかベトナム料理の話になり、かつてベトナムでよく食べたヌードルやコーヒーのことが次々と思い出されて、無性に食べたくなっていた矢先。
同じエリアに住む同僚に近所にベトナム人がやっている小さなレストランがあると教えられ、数日前のある午後、トコトコ歩いて食べに行きました。

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ポートベロ(Portobello)にある、ジョリンズ・ベトナミーズ・コーヒー・ハウス(Jolin's Vietnamese Coffee House, Clanbrassil Street Upper, Dublin 8)。近くにモスクがあるのでアラブ系の人をよく見かけるエリアですが、アジア系、アフリカ系の人たちのコミュニティーでもあるようでエスニックな雰囲気漂うエリアです

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同僚が言っていた通り、店内は決してすべてピカピカではないけれど、こじんまりと可愛らしく居心地良さそうな空間

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屋根付きのテラス席へ行くと、まるでトロピカルな国へホリデーに来たみたい。コスタリカやスリランカへサーフィンに行くと、サーファーが集まるヴィレッジにはこういうヒッピーな雰囲気のカフェやレストランがよくあるものです

ベトナム南部出身という小柄なジョリンさんが、ひとりでお店を切り盛りしていました。
ランチをスキップして午後3時という時間帯に行ったせいか、店内には私一人。しばらくしてアイルランド人の女性2人連れが来たのみでした。

私が食べたかったのはベトナム風生春巻きと、ブンティットヌンという豚焼肉・野菜・ピーナッツなどがのった混ぜ麺と、ベトナムコーヒーだったのですが、生春巻きもブンティットヌンもメニューになくちょっとがっかり。
後から思うに、サマーロールというのが生春巻きだったのかも。そしてブンティットヌンではなく、ブンボーカオ(豚でなく牛肉)はあったのでそちらでも良かったのですが、ジョリンさんにうまく伝わらず、ノー、ノー、それはサラダだからフォーにしなさい!と押し切られてしまいました(笑)。

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生ではなかったけれど美味しかった、野菜の春巻き

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続いて、フォーガーというチキン入りの麺を。もやしとチリをどっさりのせて、ライムをぎゅっと絞っていただきま~す

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フォーは米粉の平麺のことですが、ツルツルとこしがあって美味しい♪

あっさりした鳥がらスープがなんとも味わい深い。この味、アイルランド人には薄すぎるかもしれませんが、私にはちょうど良かったです。
曇天だけど蒸し暑い日で、汗をダラダラ流しながら食べたせいか、気分はすっかりベトナムの屋台♪
豊かになった今どきのアイルランドのレストランではなかなかお目にかかれないような色が剥げたり錆びたりしている椅子やテーブルも、臨場感を高めてくれます。
添乗員時代アジアの国へ行くと、お客さんには「お腹をこわすから屋台の食べ物は控えてくださいね~」とか言いながら、自分は率先して食べていました(笑)。「添乗員さんだけズルい~」と言われても、「私はお腹壊しませんから~」と減らず口をたたいてモリモリ食べていた私。その言葉通り、ハエがぶんぶん飛んでいるカンボジアの屋台で食べても、絶対に川の水でお皿を洗っていると思われるタイだったかラオスだったかの農村で食べても、お腹をこわすということはついぞなかったなあ。

食後には待ちに待ったベトナムコーヒーを。練乳入りの濃いコーヒー、これが大好きで、ホーチミンの市場でフィルターを買って帰り、自宅でも試したりしていたものです。

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あら、フィルターが上にのってくるのかと思いきや、すでに抽出された状態で出てきました。ジョリンさん曰く、みんな待てなくてすぐにフィルターを外しちゃうので、のせて出すのをやめたそう。あら、残念…

でも、底にたっぷり練乳が入った正真正銘のベトナムコーヒーをよ~くかき混ぜてひと口飲んだら、ベトナムへいっきにタイムスリップしました。ああ、これが飲みたかったんです、美味しい!
このお店は「コーヒー・ハウス」というくらいだから、コーヒーだけ飲みに来てもいいんですよね。デザートはメニューには書かれていなかったけれど、レジのそばのガラスケースにお菓子らしきものが見えたので、きっとおいしいベトナム風ケーキがあるはず。

私がベトナムへよく行っていたのは、90年代後半。かれこれ20年以上前のことです。
今ではいろいろな場所がすっかり変わったと聞いていますが、ココナッツに入ったホーチミンのバクダンアイスは今もあるのかなあ。これが美味しくて、お客様に食べさせたいんだけど皆さんをお連れする時間がなくて、じゃあ、私が買ってきます!と現地ガイドのバイク(ホンダのドリーム2)の荷台にまたがって皆さんの分を買いに走ったことを思い出します。
当時は団体ツアーとは言えおおらかな時代で、フエの近くにすごい遺跡があると聞いて、じゃあ行きましょう!と予定外にご案内したり、ホイアンで夜ビリヤードをしに行ったり、私も若かったせいか、お客様を引っ張りまわして元気に遊んだものでした。
ハノイの水上人形劇もすごかったし、クチ・トンネルも行くのがいつも楽しみだったなあ。帰国便が遅延してぽっかり時間が空き、現地ガイドさんがきれいなビーチへ連れて行ってくれたこともありました。
またいつか再訪したい、ベトナム。それまではジョリンさんのベトナムコーヒーを時々飲みに行って、異国情緒を味わおうと思います♪
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naokoguide

アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、アイススケート、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。

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