ガイディングのご依頼が少しづつ増えてきて、来週からいよいよ団体ツアーさんも入ってきます。楽しみな反面、ガイディングの現場もコロナ禍で多くが変わってしまったので、事前に調べておくことがいっぱい。
今日は確認したいことがあり、通訳の仕事を終えたその足でダブリン空港へ。何度電話しても通じないので、そのサービスはなくなってしまったのかな、といぶかしんでいたことが、現場に行ったらまったく以前の通りに営業していて拍子抜け。(どうして電話に出ないんだ~笑)
やはり実際にその場へ足を運び、目で見て、対面で意思疎通して確認することは大事で価値あることだなあ、と実感したのでした。
ダブリン空港と言えば、このところ連日話題の中心。アイルランドのみならず、今、ヨーロッパ中の空港がカオスと化していて、セキュリティーチェックの長蛇の列に阻まれて乗り遅れる人、突然のフライトキャンセルで待ちに待ったホリデーがパーになってしまう人、スーツケースが行方不明になりいっこうに手元に届かない人…などでごった返していると、連日繰り返し報じられています。
コロナ禍での人員解雇よる人手不足でセキュリティーチェックが回らない。航空会社スタッフのコロナ感染で飛行機が飛ばせない。人手が足りないので労働条件が悪化し、スペインやイタリアでは航空会社スタッフのストライキが起こりさらにフライトキャンセルになるという悪循環…。
この春から問題視されてきたことがですが、夏のホリデーシーズンに突入し、過去2年間我慢していた人たちがいっきに国外へ出始めたことでますます顕著になり出しました。

出発ターミナルがどんな様子か見てみました。やはりチェックインは長蛇の列でしたが、コロナ前はこのくらいは普通だったような…

春頃には空港ターミナルの外まで長蛇の列…と報じられた時期も。そうなった場合に備えて、雨でもぬれずに並べるようターミナルビルの外にはテントが。幸いにして今日はがら~んとしていました

到着ホールへ行ってみると、イタリアかスペインからか英語学習に来た中学生くらいの子供たちが50人くらい到着したところで、フロア中わっさわさ。彼からが立ち去り、がら~んとなった到着出口にて。ドア全体がミニオンの全面映画広告になっていて和みました
おそらく混乱はフライトが混む時間帯や曜日など、ピンポイントで起こっているのでしょう。実際に空港へ行ってみて、カオスとは言えど、それがいったいどの程度のものなのか、なんとなく感触つかめたので安心しました。
注意すべきことを注意すれば、どうにかなりそうなレベル。
私もこの夏から秋にかけてヨーロッパ内を移動する予定が何度かあるのですが、空港には早すぎず遅すぎず、3時間前くらいに到着して、とにかく荷物はチェックインせず、機内持ち込みだけで身軽に旅するのがベストかなあ、などとシュミレーションしています。
いつもは短期間の海外旅行でもスーツケースに洋服をいっぱい詰めて行きたい方なのですが、この夏に限ってはロストバゲージの可能性がことさら高そうなので、大きめのリュックサックひとつ背負って、着たきり雀で旅します。まあ、たまにはそれもいいでしょう。
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